将来が楽しみな夢のある木の空間

シンプルで無機質なもの、例えばコンクリートの打ちっ放しといった質感が好きだったというOさん。一方で木の住まいに憧れていた奥様。そこでOさんは、自分の意見を通すにしても、まずは木について勉強をしてみようと考えた。
前職はフローリストというだけあり、クリエイティブな作業が得意というOさんは、とにかく好奇心も旺盛なこだわり派。本を読みあさり、設計士などにも話を聞き、興味のままに知識を高めていった。そして学んだのが、家というものはその土地や町に根付くということ。また自分の好きなものが必ずしもベストではない、ということだった。
その後、見学会へも足を運んだご夫妻。そんな中で出合ったのが美し信州建設である。材木の倉庫を見学していた時のこと。木に対して熱く語るスタッフに、強烈なインパクトを受けたという。「気さくで実直な人だな、と思って話を聞いていたのですが、後から社長さんだと知って驚きました」とお二人。情熱あるメッセージは経営者という立場からではない。心から木を愛し敬うその姿に、感動すらおぼえたという。
「ハウスメーカーも何件かまわりました。でも他社を見ることで、逆にこちらの良さが確信できたのです」と奥様。Oさんも笑顔で語る。木がもたらす快適さは想像以上であったと。いつの間にか、すっかり木に魅せられてしまったようだ。