住まいNET信州 vol.24 (P92〜)掲載情報

美し信州建設(株)

郷土を慈しみ心温まる安らぎの家

歴史ある温泉街にあり町並みとの景観に見事に調和したK邸。
住まいは、周辺環境とすんなり馴染んでこそ魅力を放つ。
シンプルだけど上品な、「美し信州建設」の家。
そこには、媚びない美しさがある。

 同じ敷地に建っていた、かつてのK邸。築35年と、決して古くはなかったものの、「とにかく寒くて耐えられなかった」と奥様。20年来の友人が、美し信州建設で建てた〝冬は暖か、夏は涼しい〟快適な家が、うらやましくて仕方がなかったという。そこで建て替えを決意したご主人。当然ながら、暖かければどんな家でもいいという訳ではない。美し信州建設の家がいい。お二人の意見は見事に一致した。
 ご夫妻が希望したのは、吹き抜けの明るい空間と眺めのいい庭。もちろん、「あんな寒さはこりごり」と話す奥様のために、暖かな住まいであることが大前提である。
 そもそも、家の中にいるのに暑さや寒さを感じること自体、問題である。とはいえ過度な冷暖房に頼りたくはない。当初は床暖房を考えていたご主人だが、最終的に選んだのはOMソーラーだった。 OMソーラーとは太陽熱を利用した空気集熱式のパッシブソーラーシステムのこと。
「冬は暖かくて夏は涼しい。常に換気されているので、室内の空気が新鮮で本当に気持ちがいいんです」と奥様。太陽熱という天からの恵みに、「毎日感謝です」とご主人も大満足の様子だ。
 同社が掲げるのは〝自然との共生〟。理想とするのは、地域の気候風土に合わせた無理のない暮らし。そんな住まいは、人や環境に優しい。太陽や風といった自然条件をうまく利用することにより、ここK邸にもようやく〝健康的な暮らし〟が訪れた。信州のとりわけ上田市近隣にこだわり地元での信頼も厚い。実績と実力を兼ね備えた真面目な会社だからこそ、「安心しておまかせできた」という。

他の実例と「我が家マーク」

吹き抜けのリビングで庭を眺め夫婦でティータイム。以前の家は庭がなく眺めも悪かったため、「野鳥が遊びに来てくれるような庭が欲しかった」とご主人。窓からは周囲の山々も一望でき四季の移ろいが身近に楽しめる。

玄関を入ってすぐに感じる木の香りは、どれほど高級な芳香剤もかなわない。正面に見える飾り棚に飾られるのは、地元で育った季節の植物たち。派手さはないけれど素朴で温か。最高のおもてなしだ。

木視率を考え、全面が木造りでうるさくならないよう珪藻土の壁をうまく取り入れ、絶妙なバランスに。OMソーラーのダクトも空間に馴染んで全く気にならない。

キッチンから見たリビングの様子。左手に見えるのは特別にあつらえたコーヒー棚。シュガーポットやコーヒーミル、砂時計などが置かれ、ちょっとしたアクセントになっている。

経年とともに、木の風合いがどう変わるか今から楽しみ。床についた愛犬モカちゃんの爪痕も、味わいの一つと大らかに笑うご夫妻。

以前の住まいでは、換気扇を回しながら台所に立つと寒くてつらかったという奥様。仕切りのない大空間でありながら、こんなに暖かな暮らしに驚きの日々だ。

テレビ台のすぐ横にあつらえた飾り棚。お茶道具や花瓶など、ちょっとした小物がセンスよく並ぶ。

トイレの床には、掃除がしやすいよう塗装を施した信州アカマツを使用。棚には身近な植物が飾られ、心が和む。

リビングと和室に面した南側のウッドデッキ。深めの軒は、夏の強い日差しを遮り、冬の低い日差しを取り込むため。季節によって変わる自然現象を賢く生かしたつくりになっている。

ビルダー情報

会社名 美し信州建設(株)
代表者名 代表取締役社長 中嶋 大介
建築業許可番号 建設業許可/長野県知事(特-24)第7521号、  一般建築士事務所登録/長野県知事(上小)H第36103号、 宅地建物取引業/長野県知事(1)第5279号
所在地 〒3860034 長野県上田市中之条1268-1
電話番号 0268-27-6667 FAX番号 0268-27-6672
営業時間 定休日
設立 昭和51年(1976年)1月24日 資本金 2,000万円
業務内容 一般住宅建築(企画・設計・監理・請負) 、 その他(商業ビル・公共施設・神社仏閣) 、  不動産事業
取扱い工法 エアサイクル工法・OMソーラー工法・木造軸組工法
価格の目安 平均的坪単価 50〜70万円未満
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険〈(財)住宅保証機構〉、定期点検(3・6ヶ月、1年後より毎年)、家の一生お世話システム
取扱いエリア
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://www.sinshuu.co.jp
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