住まいnet新潟 vol.28 (P62〜)掲載情報

和ごころ工房/大栄建設(株)

外とつながる広いデッキとともに

コンセプトハウス「HAGUMI」を見て、吹き抜けへの夢を抱いたM夫妻。
パッシブデザインを基本に、開放感あふれる家づくりが進められた。


 生まれ育った上越に戻ってきたMさん。結婚してお子さんができたのをきっかけに、家を建てることにしたという。「賃貸で借りていた所が手狭になったこともありますが、子どものことを考えると、早いに越したことはないのかなと思って」。設計施工を依頼したのは、Mさんが昔からよく知っていた和ごころ工房。同社はMさんの実家も手がけ、数年前には大規模なリノベーションも行っていた。「大島社長なら安心して任せられるというのが一番の決め手です。つくる人の顔が見えているのは、大きな安心感につながりました」。その和ごころ工房にどんな家を建ててもらうのか、Mさんはヒントを見つけるため、奥さまとコンセプトハウス「HAGUMI」を訪れた。
 「室内に入ってまず驚いたのは、真冬なのにとても暖かかったこと。どの部屋に行っても快適でした」。聞けば同社では、1台の床下エアコンで家全体を冷暖房する「パッシブ冷暖」を取り入れているという。エアコンからの温風や冷風を床下に送り込み、床のガラリや壁、天井から室内へと引き込めるシステムで、温度ムラなく家全体を快適に保つ。加えてM夫妻が気に入ったのは、吹き抜けや広いウッドデッキ。「快適な温熱環境をベースに、屋外を取り込みながら開放感のある家にしたい」。M邸の方向性が決まり、プランニングへと進んだ。 ……続きは誌面でどうぞ

LDKと庭をつなぐように設けられたウッドデッキは奥行きが深く、多様な使い方ができる。2階部分はベランダになり、その床も庇(ひさし)となっている

大きな開口部と吹き抜けで開放感あふれるLDK。右手にはハーフオープンになったキッチンがあり、リビングスペースと大きくつながる。壁面と天井は白でまとめ、床は無垢のカバをオイルで着色して張った

キッチンに立つと、リビング全体が見渡せる設計。キッチンにもデッキへ直接出られるドアが設けられている

2階の吹き抜け部分からリビング&ダイニングを見下ろす。2階屋外にもベランダがあり、回廊から直接、出られる

折り返し階段下の空間は、カウンターを造作して有効活用

吹き抜けによって2階の気配も1階に伝わる。黒いアイアンの枠と手すりが、空間を引き締めている

吹き抜けで1階とつながる2階の回廊。手すりは黒のアイアンに

一角にカウンターを設けた主寝室は2階に。隣に3帖2間のクローゼットがあり、洋服をすべて収納

ビルダー情報

会社名 和ごころ工房/大栄建設(株)
代表者名 大島隆一郎
建築業許可番号 新潟県知事許可(特-22)第10001号
所在地 〒9430884 新潟県上越市上中田1041-1
電話番号 025-527-5560 FAX番号 025-527-5565
営業時間 定休日
設立 昭和29年3月29日 資本金 5000万
業務内容 住宅・店舗の設計・施工、各種リフォーム、不動産
取扱い工法 木造軸組工法、外断熱通気工法
価格の目安
アフター保証
取扱いエリア 新潟県中越、上越
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://www.wagokorokoubou.com
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