和ごころ工房/大栄建設(株)

イタリアンクラシックが香る住まい
片流れの屋根が印象的な白い平屋。中に入ると、ヘリンボーン張りの床や輸入のクロスが目を引く。 Sさんが求めたのは、時を重ねて味わいが生まれるイタリアンクラシックのテイストだった。
片流れの一軒家。白い塗り壁に四角い小窓がアクセントとなって、スタイリッシュな外観をつくり出している。コンクリートの階段を上り、レンガ色の木のドアを開けると、そこは白い空間。リビングに入ると、イタリア製の家具や照明、そしてダマスク模様の輸入クロスが融け合っていた。
「イタリアンクラシックというテイストをベースに、部材やデザインを一つ一つ、Sさんと相談しながら詰めていきました」とは大島専務。床材はローズウッドをヘリンボーン張りにし、窓はアメリカ、アンダーセン社の木製二重サッシ、寝室の壁はラベンダー色を採用。Sさんは「こちらの趣味を分かってくれて、大人っぽいものを提案してくれました。クローゼットの奥の壁にまで刺繍入りのクロスを張ってくれたりと、見えないところにもおしゃれ心があって良かった」と笑顔で語る。床についてSさんは当初、大理石の床を希望していた。ただ、打ち合わせの中で「無垢の木は、アンティーク家具のように時間が経つほどに味わいが生まれる」と聞いて結局、ローズウッドに。「ヘリンボーン張りは手間も3倍はかかりますが、イタリアンクラシックというテイストにはぴったりだと思い、おすすめしました」と大島専務は言う。
そんな大人シックな雰囲気でまとめられたS邸は、間取りにも和ごころ工房ならではの設計力がいかされている。たとえば光と風をふんだんに取り込むレイアウトや効率の良い家事動線、さらには随所に設けられた収納。コンパクトな平屋だが、テラスと高いところに開口部を設けた吹き抜けにより、気持ち良く光と風がめぐる。

玄関を入ると邸宅感のある白いホール

テラスと吹き抜けのおかげで広がりが感じられるL字型のLDK。ダマスク模様のクロス、ローズウッドをヘリンボーン張りにした床、イタリア製の照明や家具などを組み合わせてイタリアンクラシックを表現

吹き抜けを設け、勾配天井にしたS邸。玄関の上とダイニングスペースの上にロフトがあり、カーペットを敷いた廊下でつながっている

LDKの一角にはガラスの棚板のディスプレイコーナーを設置

テラスはリビングスペースとダイニングスペースから出入りできる。窓はアンダーセン社の二重サッシ

キッチンの先には水回りのスペース

白で統一した水回り。鏡の下にはガラスタイルを張っている
ビルダー情報
会社名 | 和ごころ工房/大栄建設(株) | ||
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代表者名 | 大島隆一郎 | ||
建築業許可番号 | 新潟県知事許可(特-22)第10001号 | ||
所在地 | 〒9430884 新潟県上越市上中田1041-1 | ||
電話番号 | 025-527-5560 | FAX番号 | 025-527-5565 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 昭和29年3月29日 | 資本金 | 5000万 |
業務内容 | 住宅・店舗の設計・施工、各種リフォーム、不動産 | ||
取扱い工法 | 木造軸組工法、外断熱通気工法 | ||
価格の目安 | |||
アフター保証 | |||
取扱いエリア | 新潟県中越、上越 | ||
取扱い坪単価 | 施工実績 | ||
ホームページ | http://www.wagokorokoubou.com |