住まいNET新潟 vol.19 (P48〜)掲載情報

dwarf/(株)別所材木店

時間を織り込んだ、カリフォルニアスタイルの住まい

白い梁や壁にブルーグレーの外壁。さわやかな色合いの中に、古材やエイジング手法でワイルドさを加えたT邸は
dwarfが新たに提案する「CALIFORNIA STYLE」の第一弾の住まいだ。

 3人のお子さんと住んでいた中古住宅が手狭になり、「いずれは」と思っていた家づくりをスタートさせることになったT夫妻。まずは住宅展示場に足を運び、名前の知られたハウスメーカーのモデルハウスを見てみたが「なにか違うんです」と奥さま。一方のご主人には気になる家があった。毎朝、ジョギングする途中で見かける真っ赤な外壁の平屋。「外には白いポーチが付いていて、どこか外国の雰囲気があった」。そう話すご主人はバンドマンで、アメリカ西海岸の音楽や空気感が好き。家にも好みの世界を広げられるといいと、漠然と思っていたのだという。
 しばらくすると、その家を建てたビルダーの名前が分かった。北欧スタイルの住まいを提案しているdwarf(ドワーフ)だという。「北欧の家具や小物を扱っているところだとピンときました」。同社が展開している北欧家具と雑貨のお店「tack tack(タックタック)」を知っていたのだという。同時に、北欧のテイストを表現できるビルダーであれば、自分たちが求める雰囲気もうまくつくり上げてくれるに違いないと、T夫妻は確信していた。だからこそ、同社を訪ねた時にはもう「半決まりの気持ち」だった。
 決め手は代表である別所征太郎さんの雰囲気だったと夫妻は口をそろえる。「初めて会った時に信頼できると思えたんです。結論を急かされることもなく、他社と違って押し付けがましくないのもよかった」。こうして二人はdwarfとの家づくりに踏み切った。

LDKの一角にあるオープンキッチン。背面、壁付けのオープンシェルフには、夫妻が集めてきたファイヤーキングの食器が整然と並ぶ。ペンダントは、別所さんの発案で、夫妻が持っていた古いメイソンジャーの保存瓶をリメイク

屋根のある車庫やデッキなど屋外が近いLDK。ソファは北欧の家具作家、ハンス・J・ウェグナーがデザインしたビンテージで、キッチンカウンターにも古材を使うなど随所に旧びの表情が加えられている

吹き抜けになったリビング。ビンテージの家具やラグ、右手の壁に張った古材が空間に厚みを与えている

ダイニングを挟んで右にキッチン、左手はご主人の趣味の部屋、音楽室というレイアウト

音楽室の壁は、無垢の板をヘリンボーンに張り、ほかは赤で塗装

2階のホールにもソファを置き、セカンドリビングに。手すりやはしごなどは黒のアイアンで統一し、ワイルドさを加えた

白い梁をあらわしにした子ども部屋は、将来的には区切ることもできる

床はパイン、斜めの天井にはレッドシダーを採用した寝室

水回り空間の床はパーケット張りに

ビルダー情報

会社名 dwarf/(株)別所材木店
代表者名 別所 征太郎
建築業許可番号 一般建設業 新潟県知事許可(般-23)第13552号、宅地建物取引業 新潟県知事(5)第3782号、建築士事務所登録 新潟県知事登録第9082号
所在地 〒9500211 新潟県新潟市江南区横越川根町1-9-31
電話番号 025-250-5149 FAX番号 025-250-5189
営業時間 定休日
設立 昭和35年12月28日 資本金 1,000万円
業務内容 注文住宅、企画住宅、リフォーム、生活雑貨販売、建材販売
取扱い工法 木造軸組工法
価格の目安
アフター保証
取扱いエリア 下越〜中越
取扱い坪単価 40〜70万未満 施工実績
ホームページ http://www.dwarf-hus.jp
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