更級圭建築設計(株)
既存の常識を打ち破る
「建築家」ならではの空間手法。
さまざまな家の建て方があるなかで、建築家に設計を依頼する、そのいちばんのメリットはなんだろう。もちろん答えは一つではないが、更級圭建築設計が手がけたこのK邸を訪ねてみて、強く確信したこと。それは、既存の常識や制約を軽々と打ち破る「空間の切り取り方」である。
区画分けされた分譲地。Kさん夫妻が入手したのは、最後の一区画。敷地や環境面では申し分なかったが、あいにく南側には建物が隣接し、開けた眺望は望めない。それでも、デッキや庭のある暮らしを諦めたくなかったKさんに建築家が提案したのが、建物を斜めに切り取り、それにより生まれたスペースに三角形の中庭とデッキコートを組み込むという手法。この斜めのラインは、中庭を生み出しただけでなく、室内にも視覚的な広がりを与え、カットされた面積を補って余りある効果をもたらした。一石二鳥どころか、まるで魔法のようである。 ……続きは誌面でどうぞ
三角形の中庭とデッキコートに囲まれた、吹き抜けの明るいリビング。コートはメルパウ材の目隠しで囲われているため、採光は確保しつつ、リビング・バスルームともに周囲の視線は全く気にならない。広い空間でお子さんものびのびと。
キッチンの作業台もインテリアの一部として室内に馴染ませる。家電類や細かな日常品は、背面の収納にすべてIN!
台形のリビング。斜めの壁に沿って設えた階段が、空間を邪魔せずアクセントになっている。
キッチンの作業台もインテリアの一部として室内に馴染ませる。家電類や細かな日常品は、背面の収納にすべてIN!
吹き抜けのある2階は、L字型に寝室や子供部屋を配置。収納スペースもたっぷりと。
リビングから通路を挟んだ先に水周りコーナーをまとめた。洗濯物はデッキコートにすぐ干せるなど家事動線にも配慮。通路の壁は黒板にして、家族の伝言板に。
玄関とLDKの間には、奥様からのリクエストで、レトロなガラスをはめこんだ天井高いっぱいの大きな引き戸を製作。
バスルームから見るデッキコート。目隠しがあるため、日中でも窓を開け放して入浴することが可能。冬は雪見風呂に!
ビルダー情報
会社名 | 更級圭建築設計(株) | ||
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代表者名 | 更級 圭 | ||
建築業許可番号 | 一級建築士/長野県知事(長野)A第35083号、一級建築士事務所/長野県知事(長野)A第81111号、建設業許可番号/長野県知事 許可(般-25)第24568号 | ||
所在地 | 〒3812215 長野県長野市稲里町中氷鉋563-2 | ||
電話番号 | 026-214-1018 | FAX番号 | 026-214-1018 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 資本金 | ||
業務内容 | |||
取扱い工法 | 木造在来軸組工法、2×4工法、S造、RC造 | ||
価格の目安 | 平均的坪単価 50〜80万円以上 | ||
アフター保証 | 住宅瑕疵担保責任保険、地盤10年保証 | ||
取扱いエリア | |||
取扱い坪単価 | 施工実績 | ||
ホームページ | http://kei-sarashina.jp |