縁を結ぶ中庭のある家

細部までこだわり抜いた、生活感を感じさせない家。
設計を手がけたのは全国でも活躍する建築家。


　新築の家が並ぶ合志市の新しい住宅エリア。その中でも、ひときわ目を引く一棟が今回の舞台だ。黒い外壁に木目の玄関ポーチがアクセントのシンプルモダンな外観。夜には、アプローチや外壁、シンボルツリーがライトアップされ、洗練された雰囲気がさらに増す。
　ここに暮らすのは、Takuさん父子と愛犬のミュウちゃん。お父さまと共に自営業を営むTakuさんは、来客が多く住んでいたアパートが手狭になり、5〜6年前から新築を考えるようになった。時間を見つけては住宅展示場やモデルハウスを見て回った。「ある住宅会社の独創的なデザインに惹かれ、そこに頼もうと思っていました」とTakuさん。その矢先に熊本地震が起きた。仕事場が全壊し、家づくりは一時中断。昨年春にようやく再スタートし、仕事場から近い場所に土地を購入した。ちょうどその頃、バウハウスのモデルハウスがオープンしたことを知り、「一応、見てみよう」と見学会に足を運んだ。「第一印象は、かっこいい。リアルな暮らしもイメージしやすかった」と振り返る。　……続きは誌面でどうぞ