住まいの提案、熊本。 vol.16 (P66〜)掲載情報

BAUHAUS./(株)木村建設 住宅事業部

光が降り注ぐ内に開く家

バウハウス待望のモデルハウスが誕生。
住宅密集地の土地を利用した成功例としても注目だ。

 日差しが注ぎ込み、風がふわりと通り抜ける。この夏、熊本市北区打越町に誕生したバウハウスの一棟。隣家に面した住宅密集エリアに建ち、交通量の多い道路沿いという土地の形状ながら、住まい手のプライバシーを守り、自然の力を生かしたパッシブデザインで来館者を魅了する、同社初のモデルハウスだ。
 同社の家づくりの特徴は、国内各地で活躍するアトリエ建築家と一緒に家を建てること。今回は福岡を拠点に活動する建築家・田淵一成氏が担当した。
 外観は横長の連続した窓がアクセントになった白で統一したデザイン。洗練されたそのシンプルな見た目は、周囲に建ち並ぶ住宅の中でも存在感がある。玄関までのアプローチ部分は、まるで壁の中に入っていくような作り。入ってすぐ正面が壁になっているが、壁沿いに進んで行くと中庭にもつながっている。このアプローチの演出により、空間に広がりを感じることができる。
 1階の居住空間は「行き止まり」がなく、ぐるぐる廻ることができる動線設計。玄関を来客用と家族用にわけているほか、脱衣所より独立した洗面台には2つの洗面ボウルを用意。家族動線、来客動線を意図して作っているので、たとえ来客が多くても動きやすく、もてなしもしやすい。
 家の中心となるLDKは、中庭とのつながりを考えて作られている。リビングから見た視線が庭に抜けることで、開放感と空間に広がりを与えてくれる。道路からの視線は完全に遮られているので、プライバシーもしっかり確保。掃き出し窓を開放して寛げる中庭やウッドデッキではバーベキューも可能だ。気を許した仲間や家族…大切な人たちとこの場所で過ごす時間に思いを馳せると豊かな気持ちが沸いてくる。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関までのアプローチ。一息つけるスペースとなっている。

玄関。大容量のシューズクローク完備。奥にはジャケット等を引っ掛けられるコートハンガーあり。

L字型の形をしているLDK。中庭から光と風を取り入れるパッシブ設計。

キッチンと隣り合わせのダイニングテーブル。LDKの壁面にはカウンターを設置。

大容量の収納棚を備えたアイランド型のキッチン。

 

LDKに隣接した小上がり和室。

仕切りがなく、オープンな造りのウッドデッキ。

LDKに隣接した中庭。外の視線を気にせず寛げる癒やしの空間。

ビルダー情報

会社名 BAUHAUS./(株)木村建設 住宅事業部
代表者名 木村 賢正
建築業許可番号 特定建設業 熊本県知事(特)第648号、一級建築士事務所登録:熊本県知事登録 第1585号
所在地 〒8600863 熊本県熊本市中央区坪井6丁目17番15号-3階
電話番号 096-346-0230 FAX番号 096-341-3531
営業時間 9:00〜18:00 定休日 水曜日
設立 1950年1月 資本金 8,000万円
業務内容 戸建住宅新築・リフォーム工事、戸建・古民家再生工事、一般建築工事(商業施設・福祉施設・共同住宅等)など
取扱い工法 木造軸組工法×断熱構造パネル(R+パネル)工法
価格の目安
アフター保証 日本住宅保証検査機構(JIO)、10年間無料定期点検
取扱いエリア 熊本県全域
取扱い坪単価 50〜70万円未満/坪 施工実績
ホームページ http://www.kimura-bauhaus.jp/
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