住まいの提案、岐阜。 vol.8 (P48〜)掲載情報

(株)中島工務店

住み手とつくり手が心をつなぎ、
我が家と故郷をつないだ住まい。

 いつか出身地である中津川市加子母の木を使った我が家を、と考えていた奥様は、木の良さを最大限に引き出す中島工務店を選びました。しかし土地が決まった翌年に、ご主人の海外赴任が決まり、ご家族は日本を離れることに。一時はその間もメールのやりとりで住まいづくりを進め、帰国までに家を建てようと考えていたご夫妻でしたが、設計を担当した小林さんの一言に心を打たれたと話します。「小林さんは『やっぱり帰国してから建てませんか。私たちはお施主さんと会って、話して、見てもらいながら、一緒に家を建てたいんです』と。離れていても家を建てることはできるけど、どうせならしっかりつくりたいと思い直しました。言ってもらってよかった」と奥様は当時を振り返ります。

 一方、ハウスメーカーなどで建てる一般的な住まいづくりをイメージしていたご主人は、周囲が2~3ヶ月で新居を建てていく中、じっくりと腰を据えて話を聞くことから始まる住まいづくりに、当初は戸惑いを感じていたそう。「もともと注文住宅で一戸建てという発想もなかったので、本当に1から10まで関わって決めていくことに驚きました。これなら時間がかかって当然だなと思いましたね。でも徐々にここまで希望が実現できることに面白さを感じ始めて。大変だけど楽しかったです」とご主人。つくり手と“ともにつくる”という姿勢に、ご夫妻は信頼感と楽しさを深めていきました。

他の実例と「我が家マーク」

間口が狭いため、あえて正面ではなく敷地の中央に東向きの玄関を配置し、ゆったりとした空間を確保。長いアプローチを楽しみながら我が家へ。

中央で存在感を放つ大きな丸太の梁をはじめ、加子母のヒノキをふんだんに使い、木の美しさや清々しい香りが満ちる空間。窓から差し込む自然光を受け、素材美が際立つ。

セミオープンの対面キッチンには、一枚板のカウンターを設置し、一番奥をパソコンスペースに。

足を伸ばしてくつろいだり、お雛様を飾ったりと重宝する畳コーナー。アクセントとして壁に採用したエコカラットは、奥様が配置をデザイン。

リビング・ダイニングに吹抜を設け、開放感をアップ。日中は東側上部の窓から安定した光が届く。

広々としたキッチンには、持っている家電に合わせて収納を造り付け。奥に一帖分のパントリーを設け、十分な収納力を確保。

寝室上部には、ちょうど座れる程度のスペースで居心地のいいロフトをつくり、ご主人の書斎に。

2階の寝室には、洗濯ものを畳んだり、朝メイクをしたりと、奥様が多目的に使える畳敷きの小上がりを設置。

ビルダー情報

会社名 (株)中島工務店
代表者名 代表取締役 中島 紀于
建築業許可番号 国土交通大臣許可(特-19)第15734号
所在地 〒5080421 岐阜県中津川市加子母1005番地
電話番号 0573-79-3131 FAX番号 0573-79-3404
営業時間 定休日
設立 昭和42年4月 資本金 5,000万円
業務内容 注文住宅の設計・施工、住宅リフォームの設計・施工、社寺建築の設計・施工、文化財・伝統建築の保存・修復、造園工事の設計・施工など
取扱い工法 在来軸組工法・鉄骨造・RC造・ログハウスなど
価格の目安
アフター保証 JIOビルダー登録、(財)住宅保証機構住宅完成保証登録
取扱いエリア
取扱い坪単価 60万~80万円以上 施工実績
ホームページ http://www.npsg.co.jp
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