ゆったり空間に
夢と優しさを
小粋に散りばめて

　出会いは、新築したばかりの友人の家でした。奥様は、その家に魅せられたのです。「印象的な玄関や、ゆったりとしたリビング、厚みを持たせたキッチンの間仕切りなど、どこを見ても全部素敵で、配慮が行き届いたつくりが気に入り、紹介してもらったのがOHKENハウスです。友人は家づくりだけでなく、会社の皆さんのお人柄についても太鼓判を押していて、実際に会ってみたら、その通りでした。私たちの希望を尊重して設計士の先生が一緒に一生懸命考えてくださいました」と奥様。ご夫妻は何度も打ち合わせを重ねる中で、たくさんの提案やアドバイスをもらい、「イメージや家づくりに取り組む気持ちを高めてもらった」とふり返ります。
　室内の随所に設けられ、Ｔ邸の特色ともいえる飾り棚にしても、「ちょっとした棚があるといいね」という話から、「じゃあ、あそこにもここにも」と、どんどん増えていったとか。玄関やキッチンや2階の階段ホ－ルをおしゃれに演出する、その小さな空間は、きらりと輝くアクセサリーのように、家族の毎日を彩っています。ご主人は、キッチンまわりの棚やカウンターを見ながら、「いつかはここに好きなワインのボトルをコレクションしたいね」と笑顔。住まう人の気持ちに寄り添い、好みや使い勝手を熟慮して設計された家は、暮らしのイメージを広げ、何気ない日常に夢を与えます。
　夢は訪れる人にも伝わり、かつての奥様のように、この家にあこがれて家づくりを検討し始めた人もいるとか。新たな人物にバトンが渡る日は近いかもしれません。