「風景」をテーマにしたレジデンス

南にそびえる北八ヶ岳連山と蓼科山、北には浅間山。
探し求めた末に出合ったリゾートのような立地を
最大限に生かしたＲ邸は「風景」をテーマにした住まい。
自然との一体感をもつ外観、内部からの眺望に加え
家族の暮らしという風景が、ここで織りなされていく。

　東信州を代表する蓼科山と浅間山を南北に望むＲ邸。この贅沢な環境を、Ｒさん夫妻は約２年かけて探しあてました。広大な敷地に広がる庭とファームが、レジデンスを思わせる外観に高原リゾートのようなゆとりを添えています。
　首都圏出身のお二人と東信州との出合いは、７年余り前のご主人の転勤がきっかけ。当初は「山が近すぎて異様」と感じた風景が、いつしか「自分たちを迎えてくれる景色」に変わり、「帰る場所」として意識するようになったとか。３年ほど前、今度は自ら東信州に赴任を希望し、永住の地を探し求めたのでした。
　住まいづくりを始めるにあたり、ご夫妻は自分たちのこだわりを理解し応えてくれる工務店を探しました。軽井沢の別荘風の外観、絵のような景色を満喫できる大窓のある２階リビング、梁を現しにする大空間の室内、ブラックウォールナット無垢材の床など。加えて、転勤時代に信州の冬の厳しい寒さを経験していただけに、高い断熱性能を確保することも重要な条件でした。Ｒさんは希望を叶えてくれそうな工務店数社に声をかけ、敷地を実際に見てもらい、依頼先を決めることにします。　……続きは誌面でどうぞ