住まいnet信州 vol.29 (P100〜)掲載情報

木楽ホーム(株)

思いやりの愛にあふれる二世帯の家

ひとつ屋根の下にみんなで仲良く暮らそう。
それぞれの世代、世帯が居心地良くあるために
一人ひとりを思いやってつくられた
そこは家族愛が散りばめられた宝箱のような家。

 親子で二世帯居住を検討するご家族が増えています。多世代・多世帯で暮らすことは多くのメリットがある一方、生活パターンの違いなどからいくつかのハードルもあります。
 一つの回答をご紹介しましょう。S家は長男の結婚後からお孫さんが小学校低学年にあがるまでずっと、築約70年の旧宅にご両親、次女と長男家族が一緒に暮らしていました。約80坪という大きな民家の1階に親世帯、2階をリフォームして子世帯が入り約8年間。その時の経験を生かして今の新しいお宅を建てました。
 S邸では玄関を入ると、左が親世帯住居、右が子世帯住居に分かれています。上下ではなく左右に分割。これは旧宅において一旦上階にあがるとそのままになり、上下階の住人がお互い顔を合わせる頻度が下がってしまったという教訓からです。
 新しい住まいでは、お互いのリビングは共有スペースの仏間を通して一直線につながり、家族みんなが頻繁に行き来できます。子世帯ダイニングで宿題を終えたお孫さんが、お祖母さまのくつろぐリビングへまっしぐらに駆け込み、「おやつある?」なんておねだりする日常が生まれました。そして全体が「コの字」型になっている間取りにもご家族の想いが反映されています。家族が包み込まれ一つにまとまるような家。大きな鳥の羽に抱かれているような安心感を覚えます。子世帯ダイニングと親世帯リビングが大きなウッドデッキを介して向かい合い、お互いを気遣いながら暮らしています。 ……続きは誌面でどうぞ

「コの字」の凹み部分は広いウッドデッキで2世帯をつなぐ、さながら外廊下のよう。庭には子世帯のご主人が「庭で息子と遊びたい」と芝生を広く敷き、手前の花壇ではお祖母さまが季節の花を丹精して育て、日々仏壇に供える。

子世帯のリビングとダイニングキッチン。吹き抜けと特注の大型木製サッシによる圧倒的な開放感。これだけの開口を設けても、冬は手前の薪ストーブ1台で暖房が事足りるという。しかも親世帯の居住部分も含め、この広い家全体をまかなえるというから、驚きの高気密・高断熱性能といえる。

キッチンとダイニングが一直線に並ぶ。写真の反対側にはサニタリースペース(洗濯機、シンク)とパントリーがそのまま一直線につながる。この家事動線が奥様の大きな助けとなっている。

親世帯リビングと子世帯ダイニングがデッキを介してつながって、お互いの行き来が楽しい。

間接照明の柔らかな光によって、昼間とは異なる表情を見せるリビング。2階手すりと薪ストーブのアイアンが空間を引き締めている。

吹き抜けの周りは共有のフリースペース。天井のレッドシダーが明るい印象を醸し出している。奥に見える子供部屋は仕切りを設けて2部屋にすることも可能。

家族の書庫。子世帯の小学生のお孫さんはここが一番のお気に入り。左に見える扉は、親世帯の寝室への防音のため、ここだけ開き戸にしている。

共有の仏間から子世帯リビングを見る。吊り戸棚下の床には旧宅の廊下に使われていたケヤキ材が生かされ、仏様には家族全員が毎朝、各々お参りをしてから出かけるようになった。

ビルダー情報

会社名 木楽ホーム(株)
代表者名 島田 直政
建築業許可番号 建築許可番号/長野県知事許可(般-24)第24382号
所在地 〒3890514 長野県東御市加沢201-5
電話番号 0268-64-7511 FAX番号 0268-62-1204
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容
取扱い工法 木造在来軸組工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険〈(株)日本住宅保証検査機構〉
取扱いエリア 北信・東信
取扱い坪単価 40万円〜60万円以上 施工実績
ホームページ http://www.dai3wood.jp

その他の掲載情報

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