自然素材で埋め尽くされた、
匠の技が活かされた和住宅。

良い素材と熟練の職人が住まい造りを手掛ける沢工匠。今回熊本市大江に完成したK様邸はその素材を活かし、職人の技が余す事無く使われた同社が最も得意とする和モダン住宅だ。黄土色の外観が大人の落ち着いた印象を与え、片流れの屋根が正面から観た時に存在感を引き立てる、趣のある仕上がりになっている。玄関は桧を使用したフル造作で、年数を重ねるごとに合成材では出せない、なんとも味わい深い変化を楽しむことができる。また、玄関アプローチに敷き詰められている石畳は天然物で一つとして同じデザインがなく、こちらも水に濡れた時や、年数を重ねる毎に味わいを生む一品。ひとたび玄関を潜ると桧の香りと天然素材を使用している漆喰の心地よい香りが通り抜け五感を癒してくれる。新築独特の匂いがしないのは、細かい素材もなるべく自然のものを使い、環境と住む家族の健康を優先的に考えた同社の理念に基づく家造りであり、新しい生活をしていく上で、これまでの生活よりも心も体も充実した人生を送ってもらいたいという想いが住まいにも反映されている。