妥協ゼロで理想に導く
二人三脚の家づくり。

　東区若葉、閑静な住宅地に建つH邸が今回の舞台だ。次女の誕生を機に家づくりを考え始めたHさん。当初は、マンション、建て売り住宅、中古物件…いろんな住まいの可能性を考えていた。「条件が合えば、建売の家でもよかったんですけど、実際に話を聞いてみて折り合いがつかなかった」とご主人。こだわっていたのは土地。奥様のご実家に近い場所を優先に考えていたそうだ。住まい探しと同時に土地探しを進めていると、条件に合った今の土地がみつかった。そこで、奥様のご親戚から「いい工務店がある」と紹介を受けたのが沢工匠。「高沢社長とお会いしてお話しましたが、お人柄で信頼できました。（大手ハウスメーカーと違って）急かされることなく、自分たちの納得できる家づくりをしてくれそうな感触がありました」とご主人。同社での家づくりがスタートした。

　沢工匠の窓口は、高沢誠次工事部長が担当した。「収納は多いほうがいい、和室がほしい、オール電化がいい…など要望を伝え、基本的なことはおまかせしました。家の枠組み的なことは誠次さんが提案してくれたので助かりましたね。毎週のように打ち合わせを重ねましたが、建具、サッシ、クロス…次回の打合せまでに『これを決めてください』と一つ一つ課題をもらい、宿題みたいに決めていきました（笑）」と振り返るご主人。家づくりについてゼロからのスタート。当初は知識がなかったが、打ち合わせを重ねるごとに意見を言えるようになっていった。