天然の木のぬくもりを大切に、
光と開放感あふれる住まいづくり。

褐色のタイルにオフホワイトを効かせた印象的な窓辺。
重厚な玄関ドアを開けると、そこは気持ちがふとやわらかくなる木の空間だ。
森の香りと自然の光が家族の暮らしを健やかに包む。

Sさんご夫婦がエフケーハウジングを知ったのは、雑誌で紹介されていたのがきっかけ。木をたくさん使った住まいを建てたいと考えていたとき、「木くばり」をモットーにする同社は理想的な存在だった。
最初にパンフレットを入手し、後日、モデルハウスを見学。その際、案内してくれた藤田恵治社長の木に対する知識の深さに、ご主人は感銘する。「木は呼吸する生きた素材であること、時間といっしょに味わいを深めていくこと。ひとつひとつの話に説得力があり、安心感がもてました」。さらに、ナラ、パイン、タモ、タケなど種類によって異なる木の性質を見極め、床や建具、水回りなどに使い分けていることなど、まさに適材適所へ木をくばる住まいづくりに納得したのだ。その一方で、現状の暮らしについて、モノがあふれて困っていること、陽あたりが悪く暗い印象であることなど、解決したい悩みや新居への要望なども臆することなく相談できた。
これに対し藤田社長は「なんとか楽しい家にして差し上げたいなと。ご主人がまっすぐ帰宅したくなるような家にね。リビングの広さとか部屋数など現実的なことを除いては、すべて任せてくださいました」。南に面したリビングには吹き抜けを設け、高い窓からも自然光が燦々と注ぐ。LDKと美しくデザインされた階段ホール、和室がほどよく一体となった空間はのびのびと心地よく、すぐにもSさんご家族の気に入るところとなった。