北米住宅の伝統が息づく、硬派な印象のマスターズホーム。

北海道によく似た厳しい自然環境の北米住宅に学び、気品ある本格的な輸入住宅を届けているプルーデンスホーム。札幌・福住に完成したモデルハウスは、クラシカルな色使いや意匠でぐっと重厚感ある雰囲気に仕上げている。
輸入住宅といえば、その優美なイメージからミセスを中心とした女性層の支持が厚いが、この家はマスターズホームとして、ご主人を主役にした空間づくりが特徴だ。たとえば、暖炉を配した書斎スペースもそのひとつ。リビングの隣りで落ち着いた雰囲気を保ち、炎の揺らめきに癒されながら、ゆっくり本を広げたり、お酒を楽しんだり。ハードな仕事から解放され、家に戻るとやすらぎの時間が待っている。一日の終わりに、そんな至福を味わってほしいのだ。
壁紙の配色や、職人の手仕事を感じさせる腰壁、手の込んだモールディングの造作など、伝統的なデザインを取り入れながら、華やかでファンシーな装飾とは対照的な、硬派な雰囲気がすがすがしい。
リビングとダイニングは階段ホールをはさんでセパレート。北米の住宅は食事とくつろぎの場を分けるケースが多く、それぞれに見せ場がつくられる。この家ではリビングを明るいマスタード、ダイニングは淡いサーモンピンクに。空間それぞれで違った気分を楽しめるのも新鮮だ。