(株)北一タカハシ建設

瓦葺のアプローチとともに
圧倒的な存在感を放つ純和風の家。
瓦葺きの本格的な日本家屋として、近所でも評判の邸宅。格子戸をカラカラと開けて、長めに設けられたアプローチを右に折れると緩やかな階段が玄関へと導いてくれる。和風旅館のような趣ある佇まいに、訪れる人は胸の高鳴りを覚えることだろう。
Oさんご家族は30代のご夫婦と幼稚園のお子さんがひとり。家を建てるなら「純和風の平家」、最初からそう希望していたご主人は、福岡出身の九州男児だ。北海道ではめずらしい瓦屋根も縁側も、ふるさとの実家ではごく当たり前。そんな環境で育ったこともあり、和風の家を志向することは自然なことだったという。幸運なことに、奥さまも和の意匠が好きということでご主人と意見が一致。しっとり落ち着いた住まいで若いご家族がくつろぐ様子は、意外というよりむしろ新鮮に感じられた。
アプローチをわくわくした気分でくぐり抜け玄関を開けると、吹き上げ天井の広々とした玄関ホール。上がり框には本ケヤキが使われ、高いところで交差する梁は130年ものの表情豊かな古材だ。そして照明は、光を受けてきらきらと輝くシャンデリア。純和風の空間に洋風デザインが小気味のいいスパイスとなって、エキゾチックな雰囲気を創造している。こんなところにも、瑞々しい感性で暮らしを愛おしむ家族の姿が重なった。

和風旅館を思わせるしっとりした佇まいのアプローチ。

玄関ホールできらめくシャンデリアが和の空間とマッチ。シャンデリアの光が壁紙に映り込み、繊細な陰影をつくりだす。

太い梁は青森の寺の解体現場から出た古材を再利用。空間に響き合うシャンデリアは奥さまの夢でもあり、いちばんのお気に入りだ。

キッチンから眺めたリビング。敷畳に座卓を置いて、食事も座ってゆったりと。椅子やテーブルを置かない分、空間にゆとりが生まれる。

庭に面して広がる濡れ縁は、家族憩いの場所。足をぶらぶらさせながら、季節を感じるのも楽しい。足元には赤瓦を砕いた草止を敷いて。

建具のデザインもすべてオリジナル。左手の和室と右手の玄関ホールの引き戸はそれぞれ表情を変えて、リビングに趣きを。

外の濡れ縁に沿って続く長い廊下。住まい全体に豊かさをもたらす、ゆとりの空間だ。

アプローチの脇に設けた坪庭が、道ゆく人の目を楽しませる。
ビルダー情報
会社名 | (株)北一タカハシ建設 | ||
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代表者名 | 代表取締役 髙橋 一彦 | ||
建築業許可番号 | 建設業許可/北海道知事許可(般21)石第16551号、宅地建物取引業者/石狩(1)第7787号、厚生労働省認可 財団法人 職業技能振興会認定 古民家鑑定士1級 | ||
所在地 | 〒0030876 北海道札幌市白石区東米里2058番地42 | ||
電話番号 | 0120-959450 | FAX番号 | 011-872-6646 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 平成11年4月 | 資本金 | 9,500,000円 |
業務内容 | |||
取扱い工法 | 在来工法、伝統工法 | ||
価格の目安 | 平均的坪単価 50〜70万円未満 | ||
アフター保証 | 住宅性能保証制度10年保証、(財)住宅保証機構 | ||
取扱いエリア | |||
取扱い坪単価 | 施工実績 | ||
ホームページ | http://www.kitaichi-takahashi.com |