住まいの提案、北海道。 vol.46 (P40〜)掲載情報

lia Style

八重桜の並木を窓辺に望む、
自然に心洗われる暮らし。

住まいの裏が不特定多数の人に利用される散歩道ということで、防犯と眺望への配慮からリビングは2階に。窓辺を埋め尽くすような桜はまさに圧巻で、お花見の季節はもちろん、葉を赤く染める紅葉の秋も、清楚な雪景色を映す冬もそれぞれに美しい絵巻となって、空間全体を風光明媚な景色で埋め尽くすことだろう。開口部の高さや大きさにこだわり、リビングからもダイニングキッチンからも、並木が連続して見えるように設計されたのはいうまでもない。

「外から見るとふつうの四角い家なのに、中に入ったときのギャップが楽しい」というのは奥さまだ。2階からの眺めはもちろん、吹き抜けの玄関ホールがとくにお気に入りだそう。敷地は変形した四角形で、その角度に合わせるように建物の一辺が斜めに開いたプランになっている。このため、住空間には直角ではないラインが存在し、玄関扉を開けたときに視界に入る斜めにふれた土間や壁の線が空間に個性を与え、広がりを創造しているのだ。また、建物正面からは分かりにくいが、屋根は裏側に低い片流れ状になっていて、高さのある南向きのリビング側をロフトとして活用しているのも楽しい。

まず、玄関を入ったときの開放感に驚き、2階のサクラビューに感嘆し、さらに光あふれる空間へ続く階段にわくわくさせられる。2重3重のサプライズが用意された住まいでは毎日が新鮮に感じられ、ライフスタイルにも変化が見られるようになった。「早起きになりましたね。朝、桜の木を見ながらゆっくりコーヒーを飲みたくて」とご主人。奥さまには好きな紅茶を入れてあげるのだという。夢を体現したわが家では、豊かな時間が流れ、気持ちもまるく穏やかになるに違いない。

紅葉した桜並木が窓一面に。部屋じゅうピンクに染まる春が待ち遠しい。

クロスした梁と柱で、それとなくリビングとダイニングをゾーニング。

階段を上がってくると、リビングとその上に設けたロフトが目に入る。

吹き抜けのゆったりした玄関ホール。一日の時間帯で光の加減が変わり、表情の変化が楽しめる。

      1階主寝室から玄関側を望む。白い壁に宿る繊細な陰影が美しい。

朝目覚めると、桜の木が真っ先に目に飛び込んでくる。

キッチンの天板は珍しい左官仕上げ。斜めに角度のついた造形がこの家のプランを象徴している。

      明り取りを設けたロフトが空間の広がりを演出している。

ビルダー情報

会社名 lia Style
代表者名
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可(般-30)石 第23267号、宅地建物取引業者免許/北海道知事 石狩(2)第7590号、一級建築士事務所/北海道知事登録(石)第5017号
所在地 〒0650018 北海道札幌市東区北十八条東1丁目1-28
電話番号 011-795-7602 FAX番号 011-795-7791
営業時間 10:00~18:00 定休日 水曜、木曜
設立 1984年4月3日 資本金
業務内容
取扱い工法 FP軸組工法他
価格の目安
アフター保証 無料点検あり(1年・2年)、無結露50年保証(ウレタン断熱パネル素材内部)
取扱いエリア
取扱い坪単価 50〜80万円未満、80万円以上 施工実績
ホームページ http://liastyle.jp/
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