住まいの提案、岐阜。 vol.10 (P48〜)掲載情報

(株)野村建設

思い出を紡ぎ継ぐ

おばあ様が住んでいた家を建て替え、一緒に暮らす新たな住まいを。その時、Sさんが目指したのは、そこに息づいていた思い出を引き継ぎ、暮らしながらにして、あらためて家族の結びつきを感じられる住まいのカタチでした。家族への思いをつないだ空間には、ここから新たな思い出が刻まれます。

 ご夫妻と小さなお子さん、そしておばあ様。3つの世代が同居する暮らしには、家族それぞれがゆったりと過ごせる住まいを。それが新居を建てる際に、Sさんが大切にした思いでした。その願いに応えるため、野村建設が提案したのは、家族が集うLDKを真ん中に据え、親子の個室とおばあ様の部屋を左右に配した平屋建て。その中には、家族が居心地を見つけられる空間が、随所に散りばめられています。
 Sさんが野村建設と出会ったきっかけは、モデルハウス。雑誌で建築家の伊礼智さんが建てた住まいを見た時、その落ち着いた空気感に惹かれ、伊礼さんが設計した「くらしこの家」を訪れました。そこで感じたのは、想像した以上の居心地。畳敷きのリビング、造り付けのソファ、腰掛けて外を眺められる窓辺。同じ空間にいながら、お気に入りの場所で自分の時間を満喫できる空間を体感し、この居心地を取り入れたいと思ったそうです。
 その願いどおり、S邸には一つにつながる空間の中に、のんびりと足を伸ばせる和室や、大きな窓から庭が見渡せる畳リビング、室内へ射し込む陽射しを感じる縁側など、多彩な寛ぎを描くスペースが。個々の空間は、建具を上手く利用することで、その時々の暮らし方を柔軟に設え、家族を程よい距離感で結んでいます。 ……続きは誌面でどうぞ

縁側のある日本家屋の風景を残し、奥にある祖母の部屋の前には、腰掛けて日向ぼっこができるベンチをつくった。

南側から射し込む明るい陽光が、真白な壁に反射し、やわらかく室内に広がる。

和室の障子を外せば、LDKと一体となる大空間に。用途に合わせて建具で仕切ることができる。

柿畑のある北側にリビングを配置。窓には季節の風景が絵画のように映り、ウッドデッキに出れば四季の風も感じられる。

リビングと祖母の部屋の間に和室を設け、多様な使い方ができる空間に。前の家で使われていた床柱がアクセントになっている。

祖母の部屋からLDK、ご夫妻の寝室まで、ワンラインでつながるシンプルな動線が家族の気配を伝える。

キッチンから見渡せる家族の空間は、天井にアールを施し、やさしい雰囲気に。

キッチンの横にデスクを設け、奥様がパソコンをしたり、家事をする隣りでお子さんが勉強するスペースに。

ビルダー情報

会社名 (株)野村建設
代表者名 代表取締役 野村 信行
建築業許可番号 岐阜県知事許可(特-24)第1796号
所在地 〒5010521 岐阜県揖斐郡大野町黒野622-1
電話番号 0585-32-2200 FAX番号 0585-34-2090
営業時間 8:00~18:00 定休日 日、祝、第2第4土曜日、お盆、年末年始
設立 昭和44年3月 資本金 2,000万円
業務内容 建築工事、土木工事、設計業務
取扱い工法 FP工法、CP&E工法、IAU型住宅用免震システム工法、炭の家
価格の目安
アフター保証 FPグループ完成保証、総合保証(生産物賠償責任保険)、株式会社あんしん保証 完成保証、 地盤保証(ジャパンホームシールド・BIOS地盤30年保証)
取扱いエリア
取扱い坪単価 50〜80万円以上 施工実績
ホームページ http://www.fp-nomura.com
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