玄関前のアプローチも深い軒があるため、雨の日でもゆったりと出入りができる。

一枚板を使用したオリジナルのカウンターテーブルには、家族が自然と集う。奥様も家族の笑顔や中庭の風景を見ながら、心地よく家事ができる。

キッチンとダイニングが一体となった家族の空間には、ご主人とお子さんが並んでパソコンや勉強ができるデスクスペースを設けた。

家族がのびやかにくつろげるリビングは、庭からあたたかな光を受けて、無垢の木や火山灰のシラスしっくいなどの自然素材が、本来の風合いを際立たせる。素材自身が持つ調湿効果で、室内はいつも清々しい。

寝室から見える中庭の風景。奥にあるリビングには、あえて大きな窓をつくらず、一日のONとOFFを空間的に意識させている。

壁に奥様の好きな色をあしらった寝室。中庭へ続く大きな窓が、夜は星を、朝は心地いい朝日を届けてくれる。

秘密基地のようなロフト付の子供部屋は、北欧風のクロスで遊び心をプラス。

長く設けた縁側のようなウッドデッキ。ここに腰かけて、季節や時間の経過を愛でるひとときは、心落ち着く暮らしの楽しみ。

家と庭、両方を住まいと考え、トータルにコーディネート。中からも外からも、景色が楽しめる住まいになっている。