住まいの提案、栃木。 vol.3 (P46〜)掲載情報

(有)丸ちょん木材

3世代6人家族の思いをカタチに。
和と洋が調和した総ヒノキの住まい

日光市ののどかな田園風景の中にたたずむT邸。代々農業を営んできたT家の敷地面積は450坪超という破格の広さで、そこに延床面積約76坪の大屋根の一軒家が建つ。重厚感のあるサイディングで仕上げた洋テイストの住まいには、50代の施主夫婦と2人の子どもたち(20代の長男、30代の長女)、80代の両親の計6人が暮らす。
「建て替え前の住まいは築100年以上の木造平屋建てでした。典型的な農家の家は夏は風通しがよく快適ですが、冬の寒さは相当こたえました。高齢の両親に快適に過ごしてもらいたいという思いと、そろそろ婚期を迎える長男のためにも新しい住まいが必要と考え、建て替えることにしました」とご主人は振り返る。
家づくりに関する家族会議では、3世代6人それぞれの忌憚のない意見や希望が出された。例えば両親は「本物の木材を使った和風の家」、長男と長女は「洗練された欧風テイストの住空間」を第一に挙げた。施主夫婦に至っては「ヒノキなど本物の木材を使った家で、なおかつ現代の暮らしに合った間取りとデザイン」を希望したという。
世代や価値観、住まいに求める条件など、家族それぞれの意見の調和を最優先した結果、地場産の木材にこだわり施工実績も豊富な地元の工務店、丸ちょん木材に白羽の矢が立った。

他の実例と「我が家マーク」

玄関内。ドイツ漆喰の壁はコテ跡が残るラフ仕上げ。床はナラの無垢材を採用

冬の寒さが厳しい日光の地で、T邸のような大空間は外張り断熱工法だからこそ実現できた

テレビ台の背後に大谷石の化粧壁を配した。壁の上部に間接照明を付け、シーンに合わせてライティングを変えられるよう工夫されている

キッチンはペニンシュラ(半島)型。ダイニングに続く床はテラコッタ調のタイルを採用。より欧風のイメージに近づいた

吹き抜けのリビング階段。木、鉄、漆喰など自然素材が響き合う

屋根裏スペースを生かしたロフト。遊び心いっぱいの空間になった

2階ホールはフレキシブルに使えるスペース。階段室の手すりはすべてスギ材。木目を浮き上がらせる浮造(うづくり)仕上げ

1階の仏間。来客時は客間としても機能する。7寸角の床柱は日光の並木杉、その他の柱は通常よりも太い5寸角。伝統の真壁造りで仕上げた

洗面台は匠の技術を生かした造り付け。棚板は構造材に用いる梁(はり)を流用した。素材は水に強いマツ

ビルダー情報

会社名 (有)丸ちょん木材
代表者名 代表 沼尾 克
建築業許可番号 栃木県知事許可(般-27)第24775号、宅地建物取引業:栃木県知事許可(2)第4530号、二級建築士事務所:栃木県知事登録(B)第4123号
所在地 〒3212412 栃木県日光市倉ケ崎新田21-5
電話番号 0288-22-2115 FAX番号 0288-21-2142
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 建築物の設計、建設、リフォーム、木材の加工、製材、プレカット製材の製作、販売
取扱い工法 外張り断熱工法(木造軸組)
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険
取扱いエリア 宇都宮、県北、県西
取扱い坪単価 50万円/坪~ 施工実績
ホームページ http://maru-chon.com/
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