わが家でグランピング気分！
アウトドアの楽しさと
暮らしの心地よさが満喫できる家。

夕闇に暮れていく広い空を背景に、綺麗なオレンジ色の灯がこぼれるスタイリッシュな建物。ここは静岡市で会社を営むKさんのお住まいです。「家を建てようと思ったのは平成二十六年の春。住んでいたアパートの近くに約百坪の土地を見つけました。目の前が公園でとても見晴らしがよく、こんな開放的な空間はなかなか手に入らないと思い、迷わずに購入。その後、仕事で面識があった宮本工務店さんに家づくりをお願いして、翌年の夏からここで暮らしています」と、ご主人。家づくりにあたって、ご主人の要望は３つだけ。広い芝生の庭と大きな木、そして薪ストーブ。「子どもの頃から野山で遊ぶことやキャンプが大好きでした。いつかログハウスを建てたいと思っていたくらいです。でも、暮らしやすさや周囲の景観との調和を考えると、そうもいかないかなと。そこで、とにかく自然を身近に感じられる家にしたい、アウトドアの雰囲気をとりいれたいと、宮本工務店の山田社長に伝えました」。庭も木もストーブも、暮らしの機能に直結するものではありません。「家の中の“遊び”の部分っていうのかな。それを大切にしたかった。家に居る時、いつも自分の好きなものに囲まれていたら毎日が楽しいし、家で過ごす時間も増えるだろうなぁと思って」。実際、家を建てたらその通りになりましたと、ご主人は大きく頷きます。　……続きは誌面でどうぞ