羊毛断熱が実現する
温もりに満ちた大空間。

玄関ドアを開けると、そこはたっぷりの光が降り注ぐ吹き抜けの大空間。正面のニッチを彩るクリスタルのモザイクタイルや、アンティークテイストに加工されたデザイン梁が、白い空間を引き締めている。寒いというイメージがある吹き抜けを、これだけ大胆に採用しているのは、M邸が羊毛断熱材を使用しているから。結露やホルムアルデヒドの吸収にすぐれ、湿度を通年50〜60％に保ちながら高断熱を実現する天然素材に包まれた空間は、冬でもしっとりとした温かさを感じることができる。
Mさんと建築工房暖の出会いは、春に開催された見学会だった。「営業のプッシュが強いハウスメーカーは苦手でしたが、暖さんの長谷川社長はまったく違いました。逆に営業らしくない（笑）。フィーリングが合うというのか、とても話しやすかったですね」とご主人。その1ヶ月後には設計がスタートし、新年を迎える前に新居完成と、驚くほど順調に進行していったそうだ。特に、ご主人が感心したのは対応力。初めての家づくりでは、途中で迷い、変更したくなることもしばしば。「長谷川社長は、伝えるとすぐに対応してくれ、イメージ以上のものになって返ってきました」。