大きな吹き抜けが開放的な
山小屋風の家

「薪ストーブのあるログハウスに住みたい」「レトロなインテリアの似合う住まいにしたい」そんな夢を叶えたログスタイルの家。周辺の自然に溶け込む山小屋風の外観、天然素材にこだわった室内は、心地よさとぬくもりに満ちていた。

ご主人の希望でログハウスを輸入して同社で建築することを検討されたが、間取り変更のしやすさなどを考えて、木造軸組工法によるレトロな家具や雑貨が似合う山小屋風の住宅が建築されることになった。
リビングを中心に、家の中にいる家族の気配が感じられる間取りを希望されたご夫妻。大きな吹き抜けによって2階との一体感が感じられる広いリビングは、南側に広がるウッドデッキ越しに、開放的な眺めを楽しむことができる。
内装と外壁に使われた1000枚以上の杉板は、ご主人が中心となって塗装されたもの。ヴィンテージ風のテーブルやベンチ、テレビボードなどは奥様の好みのデザインを形にしたオリジナル家具。奥様が一目惚れされたオールステンレスのシステムキッチンは、ワークトップの幅を15センチ広げて、カウンターとして使えるようになっている。母屋にあった古い水屋箪笥を利用する予定だったが、傷みがひどかったため、水屋風のバックキャビネットをオーダーメードされたという。