佇まいと暮らしがリンクするログハウス

住まいとライフスタイルのイメージを明確にし、小物一つに至るまで徹底的に厳選。日々の暮らしが心地よい空間が誕生しました。

瀬戸内の内海を見下ろす小高い丘に佇むログハウス。結婚前から構想を練り始め、愛娘が1歳を迎えてようやく完成したOさんの邸宅は、馬が大好きな奥様と飛行機に魅了されたご主人のこだわりが随所に息づいていて、築4年を経た今もなお輝きを放っています。そんなO邸の内観は、ウエスタンを思わせる雰囲気でいっぱい。アメリカから買い付けた装飾品や小物の数々が至る所に飾られ、フィンランドパインを使ったログハウスとの一体感を醸し出しているのです。例えばアイアン製のスイッチプレートやタオルハンガー、馬の蹄をかたどった引き出しの取っ手……。Oさん夫妻の愛着がそこかしこに感じられるインテリアは、いずれも日本では手に入らない逸品ぞろい。住みたい家のイメージを明確に持ち、施工業者とともに形にしてきたO邸は、誰もが憧れる理想の住まいといっても過言ではありません。
リビングには薪ストーブを配し、ホーロー製のシンクがまばゆいシステムキッチンはフルオーダーしたというOさん。新居では薪集めに精を出し、休日にはご主人が薪ストーブでピザを焼いて振る舞うなど、住まいと寄り添う日々を心から楽しんでいらっしゃいます。「山もあって海もある。この環境に合う暮らしがしたかった」と語るOさん一家の次なる夢は、浴室の外に薪サウナとデッキを作り、ゆとりのバスタイムを満喫することだとか。楽しみはますます広がります。