住まいの提案、岡山。 vol.12 (P14〜)掲載情報

(株)アトリエクオーレ

青空に際立つ柔らかな陰影に
住み手の想いが宿る家。

茶屋町駅からほど近くにある住宅地の一角に完成した、Sさんの住まい。淡い空色に際立つモノトーンの佇まいを斜めにのぞけば、深くせり出した杢ブラックの壁が、スタイリッシュな外観に美しい陰影を映し出しています。手がけたのは住宅から店舗まで多彩な設計技術に定評がある『アトリエクオーレ』。倉敷美観地区に営む同社設計のホテル&バーを偶然を訪れたSさんはその美しくも個性的なデザインにほれ込み、家づくりを依頼したのだそうです。

吹き抜けが作るやわらかな陽だまりに、やさしく響くジャズの音色。ダイニングを中心にリビング&キッチンが小上がりになったLDKには、慌ただしい日常を忘れてしまいそうなほど、心地よいくつろぎの空間が広がっています。テレビボード背面とキッチンの天井に古材を取り入れた『アトリエクオーレ』らしい設えが、漆喰壁とタイルを組み合わせたインテリアに絶妙なバランスで溶け込んでいます。

ある時は通路に、ある時は室内干しに、ある時はセカンドリビングにと、シチュエーションに応じてその表情を変える2階ホールは、1階の土間収納に次ぐ奥さまのお気に入り。吹抜けを介してLDKと緩やかにつながりながらも、ほどよいプライベート感を漂わせるこの場所は、眠りにつく前の心身を優しく解きほぐしてくれるのだとか。天気のよい休日の日中にも、たっぷりと差し込むあたたかな陽光が心地よい眠りへ誘ってくれそうです。

陽光を浴びて表情を柔らかにする杢ブラックの外壁と、木目を生かした玄関扉のコントラストが美しい玄関。夜、スポット照明が点灯すると、天然石の壁には美しい陰影が生まれ、その佇まいをいっそう重厚に見せてくれます。

玄関から外構に沿って伸びる小道を抜ければ、そのまま庭へ。

フランス積みのレンガ壁でLDKとの間を緩やかに仕切られた玄関ホールは、上り框のない、ダイニングまでがひと続きになったフラットフロア。コンクリート打ちっぱなしのようにも見える床は、シルバーグレーのウッドタイルを張り合わせたもの。右手の土間収納に入ると勝手口、さらにキッチンへと抜けることができます。

ダイニングには吹き抜けからたっぷりの陽光が降り注ぐ一方、オーク材と古材で雰囲気よく仕上げたリビングは間接照明とダウンライトのみの控えめなライティングで、ゆったりとした大人のくつろぎを味わわせてくれます。

LDKを一望する小上がりのキッチン。正面の開口を開けばキッチンからダイニング、ウッドデッキまでがひと続きになり、内と外とが緩やかにつながり合った開放的な空間を楽しむことができます。

漆喰壁に踏み板を埋め込んだ階段は蹴込みも側桁もなく、すっきりとした印象に仕上がっています。

バルコニー横にアンティークのミシン台をリメイクした洗面台を、キッチン上に小さくせり出した天井裏にはラグや雑貨を置いて、インテリアのアクセントに。セカンドリビングの壁際に布団用の収納を設けているので、バルコニーや寝室からの移動も楽々。

サニタリーはホワイト×ブラックのモザイクタイルにグリーンを効かせてナチュラルモダンに、トイレはシンプルなモノトーン調でコーディネート。サニタリー、トイレ、土間収納にはそれぞれ、グリーン、ホワイト、ダークグレーのカラーリングを施した扉が造作されています。

サニタリーはホワイト×ブラックのモザイクタイルにグリーンを効かせてナチュラルモダンに、トイレはシンプルなモノトーン調でコーディネート。サニタリー、トイレ、土間収納にはそれぞれ、グリーン、ホワイト、ダークグレーのカラーリングを施した扉が造作されています。

ビルダー情報

会社名 (株)アトリエクオーレ
代表者名 代表取締役 土倉 哲也
建築業許可番号 岡山県知事許可(般-24) 第24143号
所在地 〒7100046 岡山県倉敷市中央1-9-4
電話番号 086-435-5038 FAX番号 086-435-5039
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 建築、インテリア、エクステリア、リノベーション、リフォームなど改装業、建材・家具等のデザイン、ホテル業「クオーレ倉敷」、飲食業「バル・クオーレ」
取扱い工法 2×4(外壁2×6)(木造枠組壁工法)
価格の目安
アフター保証 (財)住宅保証機構まもりすまい保険、10年保障
取扱いエリア 岡山県下および隣接エリア
取扱い坪単価 40〜70万未満 施工実績 年間10棟
ホームページ http://www.a-cuore.co.jp
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