冬には春の暖かさを、
夏には高原の爽やかさを、
そして、最良の眠りを。

ヨーロッパの住宅を思わせる、美しく重厚な質感の陶性外壁は時を重ねる毎に風合いを増し、熱や風雨から建物と住む人を守ります。建物は非常に堅牢な2×6工法で、震度7にも耐える安心の構造を持っています。
岡山で生まれ育った施主ご夫婦はお子様の誕生をきっかけに、二世帯で一戸建てに住む夢を実現させました。自ら間取りを熟考し立体模型を作るほど情熱を注ぎこんだ住まいは、一歩足を踏み入れた瞬間に別世界を思わせます。外界の喧騒を一切感じることのない静謐（せいひつ）さ、初冬に訪れたにもかかわらず、まるで春のようなあたたかさ−。住むひとの命を守る空間という家づくりの思想が伝わってきます。
広々としたリビングはいつも家族の中心。住まいの何処が一番気に入っておられますか…との質問に、奥様が好きだと挙げてくださったのは『階段』。気候の良い季節に2階から降りてくる風が最高とのことです。その心地よさは、ご夫婦で間取りの試行錯誤を繰り返し、納得ゆくまで工務店と話し合った賜物。ダイニングに1台あるエアコンで1Fフロア全体の空調をカバーできるのも、建物自体を温め熱を逃がさない本質的な高断熱性能住宅だからこそ。四季を通じ穏やかな空気感が家族を包んでいます。