(有)丸正建設

日本の知恵を生かした自然素材の住まい
土間、ウッドデッキ、回廊のようなベランダ。K邸には外と内の中間地点がある。
そこは、子どもたちの遊び場や家族の憩いの場となって、K家の暮らしを広げている。
男の子3人兄弟の5人家族。2人目が生まれた頃、K夫妻はマイホームを考え始めた。「いつかは、と思っていましたが、新築は高いというイメージがあって、中古物件から探しました」。そんな中、奥さまの実家の近くに理想的な土地が「思ったより安く」見つかり、新築へと方向転換。「できるだけ建築費は抑えたい」と思いつつも、夫妻は、自然素材を第一条件にした。というのも、次男が喘息持ちだったからだ。数社をピックアップして訪ね、それぞれに話を聞いたところ、自然素材を使いつつ、快適な温熱環境を生み出す床下エアコンのシステムに、大いに興味が引かれたという。自然素材とシステム、2つをポイントに探していた中で出会ったのが、丸正建設の古俣忠孝(よしたか)社長だった。「数十年前に妻の実家を建ててくれた工務店でした。最近になってリフォームをお願いした時に代替わりしたと知り、最近建てたという社長の自宅を見せてもらったら、すごく良かったんです」。一言で言えば「懐かしくて新しい日本家屋」。昔ながらの日本の民家にならって、素材やしつらい、外とのつながりを考えた家で、自然素材もふんだんに使われていた。「広々として、家の中でも外でもデッキでも、遊べる感じがすごく良かった」とK夫妻は振り返る。気になっていた床下エアコンも取り入れられると聞き、K夫妻は「“これから”という古俣さんに預けたい、この人なら任せられるという気持ちになって」依頼することにした。 ……続きは誌面でどうぞ

深い庇によって生まれた1階の土間と2階のベランダ。昔の日本の民家が持っていた中間地帯をあちこちに設けている

玄関からキッチンへは一直線でつながる。右手の壁はお子さんの絵を飾って

食器棚、キッチン共に自社大工による造作

LDKには小上がりの畳スペース、屋外にはリビングの床とフラットにつながるデッキがある。ニュアンスのある壁はアメリカの珪藻土。吹き抜けが、床下エアコンの暖気を2階にも届けている

ダイニングの上のキャットウォークは、寝室とベランダをつなぐ通路であると同時に、格子が空気の循環を促している

キャットウォークからは、まっすぐベランダへ行くこともできる。床はフラットになっていて、ベランダが室内の延長として使える

もう一つの部屋のようなベランダ

造作した収納棚は、デザインと量のバランスを考えている

リビングの外に設けられたウッドデッキ。休みの日にはちゃぶ台を出してお昼を食べたり、絵を描いたりして、使い込まれている
ビルダー情報
会社名 | (有)丸正建設 | ||
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代表者名 | 古俣忠孝 | ||
建築業許可番号 | 建設業許可 新潟県知事(般-27)第22865号、二級建築士事務所 新潟県知事(ハ)第9183号 | ||
所在地 | 〒9502102 新潟県新潟市西区五十嵐2の町9049-2 | ||
電話番号 | 025-262-2668 | FAX番号 | 025-262-2890 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 1985年 | 資本金 | 300万円 |
業務内容 | 一般建設業 | ||
取扱い工法 | 木造軸組工法 | ||
価格の目安 | |||
アフター保証 | まもりすまい保険 | ||
取扱いエリア | 下越 | ||
取扱い坪単価 | 50〜80万円未満 | 施工実績 | |
ホームページ | marusho-k.jp |
その他の掲載情報
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