ニコハウス(株)

時間と手作りが融け合うフルリノベの家
アンティークとモノ作りが好きなⅠさんの思いに、フルリノベーションで応えた家。
時間を重ねたものたちと手作りが、心地よく融合している。
築25年の木造住宅。建て替えかリノベーションか。Ⅰさんは迷いつつ、家族と住宅展示場や完成見学会を訪れた。「その頃は、やっぱり建て替えかなと思っていました」。こう話すⅠさんには理想の住まい像があった。アンティークが好きで、「家を建てたら使いたい」と古い建具類を集めていたⅠさん。しかも、手先が器用でモノづくりが好き。「家ができてからも、いろいろ手を加えたい」と思っていたという。ただし、モデルハウスや見学会でそんな話を出してもなかなか理解してもらえず、ことごとく建て替えを勧められた。そのうち「たとえば梁を出したいけれど、果たして新築に古い梁を渡していい感じになるのかどうか、と思えてきて。そうしたらリノベーションの方がいいんじゃないかと」。そして選んだのが、当時、創業間もないニコハウスだった。「社長の青柳さんには、彼が前の会社にいる時から相談していたんですが、こちらのやりたいことを一番理解してくれた。だから会社に頼むというより青柳さんに頼んだという感じです」。ニコハウスは「家族一人ひとりの思いを形にしたい」と2013年に出発した自由設計の注文住宅ビルダー。Ⅰさんから話を聞いた青柳博社長は「ぜひ、わが社の一棟目としてお願いしたい」と申し出た。建て替えよりはるかに時間も手間もかかるリノベーションだが、Ⅰさんと、それこそ二人三脚でつくっていく住まいは、会社出発の旗印としても理想的だと思ったからだ。 ……続きは誌面でどうぞ

1階の外壁にはスギを張って。べんがら色の格子は古いもので、階段のタイルはI夫妻がカットして貼ったもの。木の外壁も完成当時はグレーだったが退色したため、Iさんが最近、オフホワイトに塗り重ねたという

広々とした玄関ホール。床は砂利の洗い出しに

玄関を入ると正面に古い格子戸。向こう側は主寝室に。階段の手すりはアイアン

梁や柱はもともとあったものを生かし、左手の壁には梁を一部埋め込んだ。また、開放感や明るさ確保のために、壁を一部くりぬいてガラスをはめ込んでいる

床は無垢のシベリアンウォールナット、壁は塗り壁調のクロスを採用。テーブルや棚、キッチンカウンターのウッドパネルなどはIさん作

LDKの一角にある小上がり。完成当初は畳が敷いてあったが、Iさんが無垢の板を張った。ペンダントはビニールハウスのパイプを使って製作

1階にある子ども部屋の一角には、Iさんの作業スペースが設けられている

屋根とともに深い軒も残された。夏の日差しを遮り、冬の日差しを部屋の奥まで届かせる昔ながらの知恵が見える
ビルダー情報
会社名 | ニコハウス(株) | ||
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代表者名 | 青柳博 | ||
建築業許可番号 | 建設業許可 新潟県知事(般-26)第44672号、宅地建物取引業 新潟県知事(1)第5227号 | ||
所在地 | 〒9501134 新潟県新潟市江南区天野1-25-15 | ||
電話番号 | 025-250-5775 | FAX番号 | 025-250-5725 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 2013年 | 資本金 | 300万円 |
業務内容 | 新築住宅、リフォーム、土地売買・仲介・中古住宅査定・買い取り、家づくり相談 | ||
取扱い工法 | 木造金物ピン工法 | ||
価格の目安 | |||
アフター保証 | (株)日本住宅保証検査機構(JIO) | ||
取扱いエリア | 下越 | ||
取扱い坪単価 | 40〜50万円未満 | 施工実績 | |
ホームページ | http://nicohouse.info/ |
その他の掲載情報
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