機能とデザインが生み出す優しい空間

自分たちの理想を超えた家が、目の前に実現する喜び─。
ビルダーとの偶然の出会いが、そんな感動の家づくりの始まりになった。

　結婚後、アパート暮らしをしていたＳさん夫妻は、30代になったこと、そして勤務地が長岡市から新潟市へ戻るタイミングで家を建てることを決意。住宅雑誌を見たり、住宅展示場を巡りながら「自分たちに合う家」を模索していた。
　そんな時に偶然訪れたのが、稲垣建築事務所のモデルハウス。それは家に対する認識が180度変わる出会いだったとご主人は話す。「実は、雑誌に載っている設計事務所がつくるような家は洗練されていてカッコいいけど、値段も高いと思ってあきらめていました。稲垣さんの家も本当に素敵で、しかも無垢の木をふんだんに使ってあったので、なおさら高額だろうと。ところが話を聞いたら、自分たちの予算で建てられると分かって驚きました」。
　奥さまも「モデルハウスが、私たちの暮らしがイメージできる等身大の家だったのも良かったです。お洒落なうえに、素材にこだわった家に住めるならうれしいと思いましたね」と話す。
　その後、フリーペーパーに連載されていた稲垣隆社長の記事や、社長のブログを読んだことで、さらに気持ちが後押しされたという奥さま。「木へのこだわりや、土台や構造への取り組み、断熱材の選び方などが書かれていて、この会社なら間違いないと思えました」。
　こうして、稲垣建築事務所との家づくりがスタート。そして、1回目に提示された同社からの間取りプランを見て、ふたりは再び新鮮な感動を味わったという。