空間工房(株)

中央に配した大空間の吹き抜けが
家を一つにまとめ上げる
外からの視線が気になる南側は、思い切って収納スペースに。
中心部分には、家を分断するような大胆な吹き抜けが。
型に縛られない“常識破り”の設計で、
快適な居住空間を手に入れた夫婦がいる。
どこにいても互いを感じられる、夫婦団らんの家。
もともと、同じ場所で、築50年以上の家屋に住んでいたS夫妻。老朽化が進み、建て付けも悪くなっていたことから、建て替えを決意した。
新居を建てるにあたり、ご主人が挙げた希望はいくつもある。吹き抜けがあること、十分な採光ができること、狭くてもいいので日本間があること、ダンスのできるスタジオがあること——。奥様は「家中どこにいても、互いの気配が感じられる空間にしてほしい」というリクエストを寄せた。「以前の家は人通りや車の往来が多い道路。お向かいさんとの距離も近いことから、ほとんどカーテンを開けることができませんでした。それに、南向きなので、夏場はとても暑かったんです」とご主人。長年その場所に住んでいたことからこそ分かる立地の問題点も、新築の際に解決しようと考えた。
「そうは言っても、まさか南側のほとんどを潰して壁にするとは、想像すらしていませんでしたけどね(笑)」
新S邸の南側は、玄関のシューズクローゼット、台所の収納スペースやパントリーなどに充てられているため、開口はほとんどない、代わりにあるのが、東側の1階と2階に設えられた大きな窓。前方の駐車場スペースを広めにとっているので日陰ができにくく、この窓から一日中たっぷり光が採れる。家の真ん中をくり抜くようにして設けた大胆な吹き抜けも明るい空間づくりにひと役買っている。



奥様の憧れだったという白いキッチンは、調理台のスペースも兼ねて広めに特注。生活感の出やすい食器棚や冷蔵庫を置くスペースには、引き戸を付けて、部屋がすっきりと見えるよう工夫した。

写真左側は、ドレッサーも兼ねた洗面スペース、左奥が浴室、右側が寝室になっている。極力壁を排除し、小窓も多く配しているため、2階も隅々までしっかり光が行き渡る。

光を取り込むだけでなく、外とワンクッションを置く役目も果たす中庭。バーベキューやカフェタイムを過ごすのにも重宝する。下がタイル素材なので手入れもしやすい。
ビルダー情報
会社名 | 空間工房(株) | ||
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代表者名 | |||
建築業許可番号 | 長野県知事(般-17)第22872号 | ||
所在地 | 〒3810034 長野県長野市高田654-1 | ||
電話番号 | 026-219-9090 | FAX番号 | 026-219-9001 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 2005年7月1日 | 資本金 | |
業務内容 | |||
取扱い工法 | 木造在来軸組工法 | ||
価格の目安 | 平均的坪単価 50〜80万円以上 | ||
アフター保証 | 住宅瑕疵担保責任保険〈㈱日本住宅保証検査機構〉 | ||
取扱いエリア | |||
取扱い坪単価 | 施工実績 | ||
ホームページ | http://www.k2-office.com |