住まいnet信州 vol.33 (P216〜)掲載情報

しなのいえ工房/(株)アグリトライ

あたたかさが満ちる家

リノベーションで生まれたのは
快適さ、あたたかさ、そして
家族6人が自然に集う、やさしい“たまり場”


ベストタイミングで
家族を育むリノベーション

 M邸はMさんの奥様の実家です。60代を迎えた一人暮らしのお父様が入退院を繰り返したのをきっかけに、同居を決意。中学校時代の同級生で実家が近いご主人も同意見で、築40年の実家を建て替えるか、リノベーションをするか、検討を重ねました。
 3人の子どもたちが学期内に転校するのを避けたかったこと、父の体の負担を少しでも軽くしたいこと、3年前に設備を入れ替えたばかりの水周りを生かしたいこと、そして6人家族が快適に暮らせる環境が予算内で整うことなど、さまざまな条件を満たす結論として、しなのいえ工房でのリノベーションを選びました。
 奥様のお兄さん宅の新築と3年前のリフォームを、しなのいえ工房に依頼していたことから、技術に信頼が置けたこと、希望を率直に伝えやすいことも決定の理由でした。
 このタイミングでの同居には、大切な意味がありました。
「父が元気なうちに一緒に暮らし始め、家族の一体感を育てておきたかったんです。何か起きてからの同居では、父も私たちもお互いに遠慮しがちになりますし、子どもたちも戸惑うでしょうから」
 今では、3人の子どもたちはおじいちゃんと大の仲よしに。一緒に遊んだり相談ごとを気兼ねなくできる大切な家族になりました。6人が集えるリビングがその舞台です。また、以前のままのたたずまいを残した和室も、遊んだり勉強したりする大切なスペース。
「昔の家はプライバシーが全然なくて、私には〝帰りたくない家〟でした」と明かす奥様にとって、今回のリノベーションは「子どもたちが帰って来たい実家をつくる」という大きな目的もありました。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関周りはウッドカラーを生かしてメリハリのあるデザインに。

外壁には装飾溝を刻んだ無垢板を採用。黒くペイントして存在感のある外観になっている。株立ちアオダモのシンボルツリーがアクセント。

食器棚で塞がれていた東側(写真右手)の窓を復活させ、6人が着席できるリビングテーブルを造作。家族が自然に集まる空間が生み出された。

廊下からリノベーションしたリビングを望む。断熱性能を高め、室内の気温が一定化することで廊下とリビングの間の扉が不要になった。

リノベーションにより、それまで「寒かった」廊下が消滅。窓を塞いでいたテレビの置き場も壁伝いに定着。

リビングダイニングのテーブルは6人が集えるよう造作した。東の窓から望む日の出や四季の風景も家族の会話にのぼる。

キッチンは3年前にリフォーム。今回、床を無垢材にしたことでイメージが一新。

元々の和室はそのまま残した。家族がくつろげる場でもあり、子どもたちの勉強部屋にもなっている。

ビルダー情報

会社名 しなのいえ工房/(株)アグリトライ
代表者名
建築業許可番号 建設業許可番号/長野県知事(特-23)第11178号、一級建築士事務所/長野県知事(長野)H第85123号
所在地 〒3812212 長野県長野市小島田町字新城643
電話番号 026-284-4821 FAX番号 026-284-4825
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容
取扱い工法 木造在来軸組工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険<日本住宅保証検査機構>、地盤保証<ジャパンホームシールド(株)>
取扱いエリア 全県
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://agritry.co.jp
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