しなのいえ工房/(株)アグリトライ

陽光と木の感触を友だちにする家
閑静ながら住宅が密集した環境では
「採光」と「空間の使い方」が大きな課題。
豊富な天窓と機能的な間取りによって課題を克服したK邸は
家族がなごやかに暮らす“光と木の住まい”。
四季を通じてベストな室内環境が保たれる性能の高さが
毎日に快適と安心をもたらしている。
「家族が長く暮らしていくことを何より大事に考え、土地も建築会社も選びに選びました」と、住まいづくりの過程を振り返るKさん。選び抜く基準としたのは「素材、構造、性能などをきちんと見せて説明してくれること」、そして「率直に意見交換できること」だった。
長野で生活するからには暖かい住まいでなくてはつらい。安心して暮らすための耐震性や耐久性なども重要。子どもたちの健康を考え、自然素材にもこだわりたい。新居へのいろいろな思いや希望を受け止め、はぐらかすことなく実現してくれるメーカー、工務店と出合いたいと、Kさんは夫妻で10社以上の構造見学会や完成見学会に足を運んだ。
夫妻それぞれに「ピンとくるものがあった」と感じたのが、しなのいえ工房(アグリトライ)の住まいだった。完成した住宅の室内に好ましい印象をもった。構造見学会では、きわめてオープンな姿勢に信頼を深めた。また、断熱性能や建築後のランニングコストを数値で見せて説明してくれる点にも安心感を抱いた。なぜそこにその素材を使うのか、一つひとつに理由がある点にも納得したという。「漠然としていたこだわりが形になっていく感覚でした。きちんと〝話ができる〟工務店さんだと、確信をもちました」
設計、建築の過程でも、コミュニケーションは実にこまやかに重ねられた。取得した敷地は閑静な住宅団地の一画。北面に道路、東西南に隣家という環境だ。天窓をふんだんに設けて採光を確保しつつ、プライバシーを保つ工夫を施す。基礎、構造材、断熱材、樹脂製Low-Eトリプルサッシ……見えない部分についても、納得がゆくまで話し合った。

木の質感がやさしい印象を醸し出すリビングダイニング。1階天井の一部を吹き抜けとし、天窓からの自然光が注ぐ。建具と家具のサクラ材の模様がリズミカルなアクセント。

米マツの梁、白く塗装した無節ヒノキ合板の天井、カバザクラの床、そしてサクラの建具や造作。木のぬくもりが室内にあふれる。

収納力のあるキッチンの食器棚は造作。チェッカーガラスが中身を隠しながらもしゃれた印象。

客間を兼ね、南側に設けた和室は、洋のリビングと続いても違和感のないデザイン。腰高の窓と障子は南側からの視界を遮り、プライバシーにも配慮している。

リビング上部の吹き抜け。手すりのスリットも採光のための工夫。

1階和室からリビングを望む。無垢カバザクラの床が美しい。

2階の吹き抜け周りは多目的なスペース。親子一緒に読書したり、並んで仕事や勉強をしたりできるよう書棚とデスクを設けた。

子供部屋は将来分割できるよう天窓も2箇所に。

トイレの手洗いも造作で使い勝手よく。サクラ材のデザインは家中で統一。

玄関は北向きだが、天窓から陽光が差し込み、日中は照明が不要。収納も十分に設けた。

限られた敷地を最大限に活用し、庭と濡れ縁のような長いウッドデッキを配してガーデンタイムを演出。2階ベランダの手すりはデザイン的なアクセントと目隠しを兼ねる。メンテナンスがほぼフリーで落雪しない砂付きガルバリウム鋼板の屋根もポイント。
ビルダー情報
会社名 | しなのいえ工房/(株)アグリトライ | ||
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代表者名 | |||
建築業許可番号 | 建設業許可番号/長野県知事(特-23)第11178号、一級建築士事務所/長野県知事(長野)H第85123号 | ||
所在地 | 〒3812212 長野県長野市小島田町字新城643 | ||
電話番号 | 026-284-4821 | FAX番号 | 026-284-4825 |
営業時間 | 定休日 | ||
設立 | 資本金 | ||
業務内容 | |||
取扱い工法 | 木造在来軸組工法 | ||
価格の目安 | |||
アフター保証 | 住宅瑕疵担保責任保険<日本住宅保証検査機構>、地盤保証<ジャパンホームシールド(株)> | ||
取扱いエリア | 全県 | ||
取扱い坪単価 | 施工実績 | ||
ホームページ | http://agritry.co.jp |