住まいの提案、熊本。 vol.21 (P62〜)掲載情報

(有)村田工務店

古木を継ぎ新し木を知る
レトロモダンの平屋。

手刻みの伝統技術にこだわり続ける村田工務店。
職人のプライドと魂が宿る渾身の一棟が誕生した。



断熱性と耐震性に優れ、家の高性能も実現。

 益城町に誕生したシックな黒の外壁とモダンな構えが印象的な平屋。46坪の大きさがある5LDK。屋根には太陽光を載せて長期優良住宅の認定を受けている。断熱性と耐震性においても高性能を誇る優れた一棟だ。村田工務店の手がけたこの新築は、4月に行われた完成見学会でも多くの来場者で賑わった。
 玄関扉を開けると、ふわっと新しい木の香りに包まれる。玄関エントランスは、勾配天井で高さのある開放感のある空間。造作下駄箱をはじめ、落ち着きのある和モダンで高級感のある仕上がりだ。エントランスから続いて広いLDK。小屋裏収納まで吹き抜けの造りになっており圧巻だ。天井にはシーリングファンがゆったりと回っている。ロフト部分は、モダンな雰囲気の障子の窓。リビングからロフトまで続く階段も匠の意匠をこらした造りで見せ場の一つとなっている。その先の小屋裏収納は、天井まで高さが1.4m以下で床面積に換算されないように配慮。物置としての利用ではもったいない位の仕上がりだ。障子窓からはリビング全体を一望できる。 ……続きは誌面でどうぞ

他の実例と「我が家マーク」

勾配天井でゆとりを感じる玄関エントランス。洗練された木の造作に触れられる。

木の温もりに包まれた吹き抜けリビング。開放感も満点だ。

リビング。造作のダイニングテーブルは職人の魂が宿る逸品だ。今回の舞台のテーマ、古木の再利用を施した造りも注目点。

小屋裏収納までの階段。TVボードをはさんだ丸太の柱もいい感じだ。

小屋裏収納。広い空間で居室としても使えそう。障子窓からリビングが望める。

対面キッチンを採用。ゆとりのある設計で使いやすそうだ。造作の食器棚の先には、多目的利用のユーティリティースペース。

和室の天井に手間はかかるが、永田さんの意向でラインを1本入れた。部屋全体が引き締まった。今はなかなか見られない技だ。

間接照明で雰囲気がよく、造作カウンターを設けたトイレ。リビングに隣接し、ゲスト用として利用。

ビルダー情報

会社名 (有)村田工務店
代表者名 代表取締役 村田 英樹
建築業許可番号 熊本県知事(般-23)第2452号、 設計事務所登録/第1456号、 宅建免許/熊本知事(11)第1407号
所在地 〒8612106 熊本県熊本市東区東野2丁目6番地1号
電話番号 096-367-0811 FAX番号 096-365-8426
営業時間 定休日
設立 大正5年5月 資本金 2,600万円
業務内容 建築設計施工、土木工事設計施工、分譲住宅 不動産売買斡旋、外構、造園、エクステリア ほか
取扱い工法 在来軸組・手刻み工法
価格の目安
アフター保証 J I O 住宅瑕疵担保保険(10年)、シロアリ保証(5年)、地盤保証、完成保証
取扱いエリア 熊本市、市近辺
取扱い坪単価 40〜50万円未満 施工実績 年間20棟
ホームページ http://www.k-murata.co.jp
▲ページの先頭へ