遊び心vs機能性。ワクワクする2軒の家。

住み手それぞれのこだわりを形にした世界に一棟だけのデザイン住宅。
アイレホームの新築を巡った。


どこかお城のような真っ白な空間。

　当初コンセプトは「真っ白な家」だった。吹き抜けやロフトは欲しかったというが、現場打ち合わせで試行錯誤を重ね「白」の空間に「木」を取り入れた。すると雰囲気が柔らかくなり、居心地の良さが増したという。「大手ハウスメーカーとは違い、アイレホームには壁紙など家の仕様を一気に決めるストレスはありません。家の構造など骨組みができてくるとイメーじしやすくなりますよね。棚の高さや建具の素材・色など、その都度、大工さんに相談しながら決めることができました。一森社長は、私たちが納得するまで待ってくれる方。だからこそ、建てたあとに後悔が一つもないのだと思います」と振り返る。
　完成した平屋は遊び心も満点。玄関扉を開けた瞬間からワクワクした気分になれる。4つのパターンとカラーを採用した寝室は、センスの良さを感じることができる。衣裳部屋、家事動線に優れた物干しスペース…家の全体としてアイアンやアンティークタイルを使った装飾が印象的だ。「家づくりの過程で、娘との二人旅でフィンランドへ。古城や石畳、宿泊した中世の建物のホテルに触れながら、家の計画を語り合った」という。母と娘の思いが詰まった一棟だ。　……続きは誌面でどうぞ