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ジャパニーズ・スタンダードの家

　剥き出しの梁、8寸（24cm）角の大黒柱…木の温もりにつつまれた空間とダイナミックな吹き抜けリビングが開放感を与えてくれる『サイエンスホーム熊本店』のモデルハウス。無垢の床や無垢の建具、和モダンな造りの木の家は、その手触りと香りで、来館者にやさしい癒しをくれる。居心地抜群のLDK、使い勝手のいいウッドデッキ…リビング階段を上ると和室と子ども部屋。吹き抜けのおかげで1階と2階に一体感があり、家のどこにいても家族の気配を感じることができる。
　日本の伝統的な「真壁工法」を標準仕様で取り入れ、ジャパニーズ・スタンダードを追求する同社の家づくり。柱や梁など構造材を露わに見せる「真壁」は、最近の家づくりで顕著な柱を覆い隠す「大壁」とは対照的な工法だ。真壁工法は「木が呼吸する」環境で湿温度の調整を木が行うため、建物の耐久性や居住性、メンテナンス面に優れている。高温多湿な日本の気候風土に順応した、昔ながらの木造住宅の工法だ。
　さらに同社は日本建築の古き良き工法を継承するだけでなく、同時に現代の先端技術を取り入れている。その一つが省エネ基準に対応した「外張り断熱」。断熱性・耐水性に優れた「クランボード」を採用し、年中快適に過ごせる快適な空間を作っている。