開放感と光をデザインした家

約11mに及ぶ長いLDKを進むと、リビングの窓いっぱいに田園風景が広がる。反対側の掃出し窓を開けると、テラスにつながって空間がさらに拡大。そこをお子様と愛犬が、元気いっぱいに走り回る。開放感と明るさを創造したこの家は、将来の幸せな暮らしもデザインする。

標準的なモデルケースを想定した量産型の住まいでは、施主の多様な要望に100％応えることは難しいだろう。あくまでも自分スタイルにこだわるのであれば、オーダーメイドで創り上げるしかない。それには、家づくりのパートナー選びが重要になる。施主の要望が正しく理解されなかったり、作業効率など業者の都合が優先されて思い通りに進まなかったりするケースも少なくないからだ。
さらにいうと、要望をそのままカタチにするだけでは、家づくりのプロとして物足りない。将来的に必要になる空間や機能、見落としているモノやコト。つまり潜在的なニーズまで掘り起こして提案してくれるパートナーが理想だろう。
オリジナルにこだわった家づくりに取り組むアーツデザイン。標準モデルを採用することはなく、施主が変わるごとに白紙の状態からスタートする。具体的なプランを立てる前に、施主の感性やライフスタイルを把握し、同時に自社の思いを理解してもらい、コンセンサスや信頼関係を深めていく。このプロセスで想定外の課題や新しい要望に気づき、あるいは同社の考え方に共感して、納得の上でプランの軌道修正を願う施主も少なくないとか。オーダーメイドで建てるなら、時間がかかっても外せないプロセスだろう。