間口のせまい狭小敷地に対応する、新しい都市型住宅。

アートホームが提案するmini protは基本的プランを規格化することで、コストと工期を抑えた安心の住まいづくり。モデルハウスは狭小敷地に対応する新バージョン。採光や通風など、心地よい暮らしの工夫がいっぱいだ。

ゼロからつくりあげる注文住宅には手が届かないけれど、建売りや企画住宅では味気ない。そんな人にこそすすめたいのがmini protである。この家は、間取りと価格の決まった注文住宅として、あらかじめ基本的な設計プランが設定されていて、構造計算や基礎、壁紙の採寸といった目に見えない工程や金額を一律化。そのぶん、コストパフォーマンスにすぐれた住まいづくりが可能となるわけだ。
多くの住まいづくりがそうであるように、あれもこれもと理想を積みあげた結果、オーバーした予算から希望を引き算してゆくのでは寂しい。逆に手軽な予算設定からスタートし、家族それぞれのこだわりを足し算してゆくのが、mini protのスタイルである。当然、工期もコストもダウンでき、すぐにもわが家を手に入れたいという人や、忙しくてあまり打ち合わせに時間を割けないという人にも、うれしい住宅なのだ。
シンプルで普遍性のあるデザインはもとより、こうした合理的な思考が評価され、2010年にはグッドデザイン賞を受賞。基本となるプランは設定されているものの、設備のグレードやインテリアの素材や色調など、選べるオプションも多彩。ムク材のフロアが標準なのも魅力的だ。満足感は注文住宅に近いものがあるのではないか。