憧れのビルトインガレージを
主役にした住まい。

白いガルスパンと道南スギ板の組み合わせは、テンコンセプトの定番ともいえる人気のデザイン。間口を広く設けたガレージにも木製扉を採用し、住まい全体の印象をやさしいものにしている。シンプルだけれども“とがったクール”というのとは少し違う。人の暮らしに気持ちいい自然なあたたかさのようなものが、この家にはあるのだ。

マイホーム完成と同時に赤ちゃんが生まれ、しあわせいっぱいのYさんご夫婦。新居を建てたのはお子さんのためはもちろんだが、ご主人の趣味によるものが大きかった。メカニックの仕事に就くご主人は、プライベートでもクルマが大好きで、気がつくとビンテージカーやSUVなど自動車4台、オートバイ2台を所有するまでになっていた。
「賃貸住宅に住んでいた頃は、駐車場探しでいつも苦労。当然、駐車場料金もばかになりません。コストのことも考えながら愛車を気持ちよく置くために、別のアパートへ引っ越すか中古住宅を手に入れるか、いろいろと迷ったのですが、やはりどうしても車庫があきらめきれませんでした」。
憧れのビルトインガレージとなれば、家を建てるしかない。テンコンセプトのことは雑誌やホームページで以前から気になっており、ちょっと敷居が高いと感じたものの思い切って相談してみた。いざ藤林社長に会ってみると頼りがいのあるフレンドリーな人柄で、それまでの杞憂は一気に消えた。実はこの土地も、購入時の交渉を藤林社長がサポートしてくれ、手に入れることができたという。
木製の電動シャッターを取り付けたガレージはクルマ2台を格納できるほか、自慢のカワサキも置ける広さ。工具箱やパーツを並べる棚はご主人自らが取り付け、お気に入りの空間に仕上げている。ガレージの前には2台分のスペースを確保し、悩みの種だった駐車場の問題が解決した。