住まいの提案、北海道。 vol.56 (P58〜)掲載情報

(株)広瀬技建

共有部と専有部をほどよく使い分けた、
娘家族と両親の2世帯住宅。

 娘さんご夫婦と小学生の男の子が2人、それにご両親という3世代6人家族がひとつ屋根の下で暮らす。玄関と浴室を共有し、そのほかを子世帯と親世帯が専用で使うほどよい距離感の2世帯住宅である。もともと娘さんご家族は千葉県、ご両親は北見市に住んでいたのが、娘さんたちが8年前に札幌へ移転、ご両親も住み慣れた北見を離れ1年ほど前から札幌で2世帯いっしょの生活をはじめていた。「中古住宅の上と下で同居していたのですが、子どもたちが大きくなるにつれて手狭になって」と娘さん。もう少し広い家にとリフォームを考えたそうだが、思うような増築をするには敷地が小さく実現には至らなかった。そして、改めて土地を探すことからはじめ、約100坪もの広さを持つ現在の敷地を手に入れることができた。
 北見に本社を構える広瀬技建のことは、同じ地元という縁で昔からお父さまが知っていた。「今の社長は3代目で、先代のお父さんもお祖父さんも大工さん。もともと技術屋さんの工務店だから施工に妥協がないんですよ。いいものをつくるけど、職人気質で頑固(笑)。その反面、若い広瀬社長がお客の声をほんとうによく聞いてくれる。バランスが取れているところがいいですね」。娘さん共々、同社の手がけたオープンハウスを何棟か見学したが、どの家も造りが異なり工夫されていることに感銘を受ける。新築を依頼することに迷いはなかった。 ……続きは誌面でどうぞ

共用の玄関脇には家族6人分の大型シューズクローゼット。

親世帯から、玄関ホールを挟んで子世帯を望む。廊下の中間に階段ホールと浴室・脱衣所など共用スペースがある。

親世帯のリビングスペース。南の窓から自然光がふんだんに入る。

空間を最大限に生かしたオープンなリビング・ダイニング。隣接する洋室では、お父さまの趣味である自家菜園の苗が育てられていた。

白を基調とした空間に、ダーク系の色でまとめた家具が映える。

引き戸を閉めてダイニングとの間仕切りが可能。正面の壁のクロスがリビングのアクセントに。

テーブルセットを真ん中に置いた広々としたダイニングキッチン。つくる・食べるに限定した空間で料理も心おきなく楽しめる。

玄関ホールから直接行ける洗面室は、野球の練習で泥だらけになった息子さんが直行できる。

ビルダー情報

会社名 (株)広瀬技建
代表者名 代表取締役 廣瀬 元一
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可(般-27)オ第1380号、二級建築士事務所/北海道知登録(オホ)第928号、宅建業免許番号/北海道知事オホ(3)第335号
所在地 〒0900825 北海道北見市無加川町396番地10
電話番号 0157-25-7836 FAX番号 0157-25-7837
営業時間 定休日
設立 平成7年2月 資本金 1,000万円
業務内容 新築住宅、不動産取引(建売住宅、中古住宅売買、土地取引)、リフォーム工事
取扱い工法 2×4工法、2×6工法、木造軸組工法、その他(スーパーシェル工法)
価格の目安
アフター保証 JIO(日本住宅保証検査機構)の10年瑕疵担保責任保険に加入。アフターサービスの点検、補修も実施、お気軽に連絡をください。
取扱いエリア
取扱い坪単価 40〜60万円未満 施工実績
ホームページ http://www.hirose-giken.com
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