住まいの提案、北海道。 vol.55 (P66〜)掲載情報

S・建築製作所(株)

大工の経験を生かした設計&施工の技術。
土地の高低差に沿う6層のスキップフロア。

 「インターネットで情報を探し、モデルハウスやオープンハウスを見てお願いする工務店を探していて。『S・建築製作所』のモデルハウスの設計が気に入り、柴嵜さんにお願いすることに決めました」。札幌市内の自然豊かな住宅地に家を新築したM夫妻は、柴嵜社長との出会いをふり返る。ほぼ同時期に、ロケーションの良さに惹かれた傾斜地の購入を決めたこともあり、形状を生かしたスキップフロアのある家にしたかったことも理由のひとつ。「過去に手がけた実例を見て、施工能力が高い会社だと思いました」と語るのは、建築関係の仕事に携わり、構造を専門にしているご主人さま。傾斜地に基礎を張り出してフラットな家を建てるのではなく、傾斜そのものを生かしたスキップフロアにするためには、柱や梁などの構造が複雑になる。施工能力の高さは、工務店を探すうえでの欠かせない条件だったという。「建築のプロに認めていただけることは、私自身の励みになります」とうなずく「S・建築製作所」の柴嵜社長は、大工の経験もある一級建築士。設計はもちろん、一級建築施工管理技士として現場管理も行う、ちょっと変わった経歴の持ち主だ。難しい条件がある土地に、環境を生かした遊び心あふれる家を建てられるのは、設計というゴールだけではなく、施工のプロセスを理解しているからこその力といえる。 ……続きは誌面でどうぞ

M邸のシンボルとも言える大きな窓。小川と森の景色が、暮らしの一部に取り込まれている。

暮らしの中心に廊下を生かして階段を配置。奥さまが顔を出している小窓付きの部屋は、リビングの上に浮かんだ和室。

木々と空を見渡す大きな窓は上下に分かれているが、縦の景色を切り取るひとつの大きな窓のように感じられる。

壁や天井を白一色で統一しているため、家具と景色が映える。

ダイニングから見おろすリビング。窓際のベンチはとっておきのくつろぎスペース。腰掛けるだけではなく、机代わりにもなる。

マンションから一軒家になり、息子さんは階段があることがうれしくてたまらない。

ダイニングのテーブルは、Mさんの下絵を元に柴嵜さんが作ったオリジナル。

廊下部分を活用した書斎スペース。大人と子どもが並んで座れる設計になっている。

子ども部屋と寝室を備えた2階フロア。木の質感を生かした天井が周辺環境に合う。

ビルダー情報

会社名 S・建築製作所(株)
代表者名
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可(般-29)石第19770号 一級建築士事務所/北海道知事登録 (石)第5432号
所在地 〒0010906 北海道札幌市北区新琴似6条9丁目3-3 2F
電話番号 011-762-1245 FAX番号 011-762-1246
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 建築物設計・施工・リフォーム設計・施工
取扱い工法 木造・RC造全般
価格の目安
アフター保証 住宅建設瑕疵担保責任保険(JIO)に加盟、1年点検
取扱いエリア
取扱い坪単価 60万〜80万円未満 80万円以上 施工実績
ホームページ http://scp-j.net
▲ページの先頭へ