住まいの提案、北海道。 vol.53 (P48〜)掲載情報

(株)奥野工務店

将来の暮らしを見据えて、
ランニングコストを抑える。
“北海道”の省エネ高耐久住宅。

 マガンやハクチョウなどの渡り鳥が、V字隊列で北を目指す、春の景色が心地良い岩見沢の住宅地。40代のNさん夫妻プラス猫ちゃんが暮らす新居は、西向きの角地にある。これまでのアパート暮らしを経て取り組んだ住まいづくりは、老後の暮らしも視野に入れたもの。家について学ぶため、3年ほど前から「北海道の家づくりを学ぶ会」の研修に参加していたことが、奥野工務店との出会いだった。「『建て主さんも住まいづくりの知識を身につけ、業者さんの言いなりになることなく、対等な立場で力を合わせて家を建てられるようになる』ことが会の目的です。30年以上続いた会は残念ながら閉会しましたが、意見交換することは、本当に満足できる家づくりのために当社が最も大事にしていることでもあります」と、20年以上ボランティアで会の講師を務めた奥野社長はいう。N夫妻がたたきとなる間取りを考え、「猫の水飲み場はこんな感じ」といった“理想の暮らし”をイメージ”することからプランづくりはスタート。1階には寝室と洗面・バスルーム。そしてふたつの場所をつなぐクローゼット兼洋室を配した。生活のメインとなるリビングやキッチンは2階に。壁で仕切らず、各スペースがゆるやかなひとつの空間としてつながる間取りに仕上がった。 ……続きは誌面でどうぞ

江別産の赤レンガがアクセントになった玄関。風雪による経年変化も味わいに。

階段下の小窓は開閉でき、ここを開けると2階まで空気が流れて換気できる。風や光を活用する設計が大きな強み。

2階に続く階段も明るい空間。右上に見える木枠の小窓は、トイレの明かり取り。

階段右手はダイニング。オーブンや家電の置き場所を細かくイメージしているので、コンセントが絶妙な高さに配置されている。

2階はキッチンからリビングへと続くひとつの空間。猫ちゃんの居場所をイメージしながら棚や机を配置。

ベランダに面したワークスペース。机の蛇口は、流水から水を飲む猫ちゃん用の水飲み場。

窓の下にある床の格子の下に暖房を収納。冬でも床下がじんわり温まって快適だ。夏は「ソトダン21」の外壁が熱を遮断。

和室の床下は収納スペースとして活用。ちょっと腰掛けるにもぴったりの段差となっている。

ビルダー情報

会社名 (株)奥野工務店
代表者名
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事(一般-27)石03979号 一級建築士事務所/北海道知事(石)第1950号 宅地建物取引業/北海道知事 石狩(6)第6153号
所在地 〒0030027 北海道札幌市白石区本通8丁目北6-7
電話番号 011-861-8754 FAX番号 011-864-2853
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 木造、ツーバイフォー工法住宅、リノベーション、高性能リフォーム、建売住宅、店舗内装
取扱い工法 外張断熱工法、パッシブ換気+床下断熱
価格の目安
アフター保証 定期点検6ヶ月・1年・2年、JIO瑕疵保証10年、まもりすまい、完成保証、地震保証も可
取扱いエリア
取扱い坪単価 50万〜60万円未満 施工実績
ホームページ http://www.okuno-kk.com
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