暖房光熱費を抑える200ミリ断熱の省エネ住宅が、
暖かで開放的な暮らしを実現。

　30代のOさん夫妻が暮らす家は、鳥のさえずりが響く恵庭市内の住宅地にある。スリッパを抱えて出迎えてくれた2歳1カ月のお兄ちゃんと、生後2カ月になる娘さんがいる4人家族。玄関からつながるリビングは、たっぷり日差しが注ぐ吹き抜けと、やわらかな暖かさが印象的だ。引っ越してからすでに半年が経ち、小さなお子さんがいるとは思えないほどきれいに整っているのは、各スペースに配された大収納のおかげ。「明るくて暖かい家にしたかったので、南向きの角地を探しました」とOさん夫妻はいう。それまで暮らしていた賃貸の一軒家は、朝から電気を点けなければならないほど暗くて寒い家だったため、“日当たりの良さと室内の暖かさ”が、住まいの絶対条件だったと口を揃える。また、上のお子さんが生まれた頃から本格的に動き出した家づくりだったこともあり、想い描いたのは“子どもがのびのびと育つ、遊び心のある住まい”。おふたりの願いどおり、元気いっぱいのお兄ちゃんは、アイランドキッチンの周りをサーキットがわりにして、室内用の三輪車でぐるぐる上手に走り回っている。ナラ材を使った無垢の床が小さな素足に心地よさそうだ。　……続きは誌面でどうぞ