住まいの提案、北海道。 vol.46 (P101〜)掲載情報

(株)橋本川島コーポレーション

美瑛の自然に溶け込む、
小さな家の豊かな暮らし。

なだらかな斜面が複層的に重なり、北海道らしい景観を見せてくれる美瑛の丘。Aさんご夫婦の住まいは、そんなロケーションに文字通りポツンと佇んでいる。道南杉の外壁が周囲の木立と呼応するように白い大地に溶け込んで、あたかも自然の一部として存在しているかのよう。シンプルでつつましやか、けれどもどことなく豊かさを漂わせるこの家は、北国の自然に憧れて本州から移住してきた若いご夫婦にぴったりだ。


シンプルでローコスト、小さな空間にしたいというのがご夫婦の希望だった。そして、美瑛の自然を存分に楽しめる家であること。

KAWANOJI・川原さんは、なだらかな丘が重なり合う美瑛の景色のイメージをプランの中に反映させるべく、さまざまな工夫を盛り込んだ。
基本的にはやや横長の空間にLDKと寝室を配置したオープンなレイアウトだが、1カ所に集約したバス・トイレ・洗面スペースを壁で囲い、入れ子のように空間に置いた。水回りのハコの外は360度回遊でき、中央の開口部から突っ切れるようになっている。さらに、階段2段分床のレベルを下げたことで単調になりがちな空間に変化を創造。水回りの上がロフトというのも楽しい。

「美瑛の丘をドライブするとどこまで続いているんだろうと、わくわくさせられます。そんな気分を住空間に活かしたかった。コンパクト=狭いではなく、あえて余白のような廊下やロフトを設けることでのびやかな気持ちで暮らしていただきたい」と川原さんはいう。

住まいづくりのパートナーに建築家住宅の施工で定評のあるHKハウスを選んだのも、こうしたこだわりを阿吽の呼吸で理解してくれるからだった。ローコスト住宅とはいえ、構造体に信頼性があり断熱性能も格段にすぐれていることから、美瑛の厳しい冬も薪ストーブひとつで過ごすことが可能なのである。

この施工例の我が家マーク

他の実例と「我が家マーク」

      自然の一部のように存在する素朴なスモールハウス。

    外壁は同じ道南杉でも、正面と側面で張り方を変え楽しい変化をつけている。

漆喰のざらりとした手ざわりが伝わってきそうな質感のいい空間。床や天井の微妙な角度の開きが豊かさを演出。

ほとんど車の通らない道路に面して開いたリビング。正面に丘の景色が見える。

      主暖房である薪ストーブはキッチンのそばに設置して、調理にも活用。

コンクリートの基礎をそのまま活かした水回りからリビングを望む。左手が洗面台、右手が浴室。

      オリジナル制作の引き戸で間仕切り可能なベッドルーム。

下川町産カラマツの間伐材のフロア。同じ材で囲った水回りの壁面とともに、日焼けによる色の変化も楽しみだ。

      水回りの裏側の廊下。玄関からまっすぐ寝室に通じている。

ビルダー情報

会社名 (株)橋本川島コーポレーション
代表者名 代表取締役社長 川島 崇則
建築業許可番号 建築業許可/北海道知事(特-24)上第00650号、宅建業許可/北海道知事上川(3)第1034号、一級建築士事務所/北海道知事登録(上)第581号
所在地 〒0700832 北海道旭川市旭町2条7丁目12番地90
電話番号 0166-55-0001 FAX番号 0166-55-1550
営業時間 定休日
設立 資本金 9200万円
業務内容 土木、建築、住宅、舗装工事の施工、測量、企画、設計及び監理、舗装材料の製造販売、不動産の売買、斡旋、賃貸及び管理
取扱い工法 木造在来工法、RC
価格の目安
アフター保証 主要構造部の10年保証(自社)、JIO(株)日本住宅保険検査機構、まもりすまい保険 住宅保証機構(株)、(株)住宅あんしん保証による瑕疵担保責任保険
取扱いエリア
取扱い坪単価 50万〜80万未満 施工実績
ホームページ http://hkhouse.jp
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