“いつも一緒”をかなえた
アイディア光る家族の空間

お子さんの誕生とともに、子育てを第一に考えた暮らしを…と考えたH夫妻。新たなマイホームには、寝室以外の住空間を2階に集めた斬新な間取りや、いつもお子さんと一緒にいられるように考えたシンプルな動線など、ユニークかつ技ありのアイディアが詰まっています。明るく開放感あふれる空間に笑顔が輝く、家族のための住まいです。

玄関を入って目の前にあるガラス張りの階段を上ると、まったく仕切りのないワンフロアの空間が広がる、独創的な間取りのHさん邸。「南側いっぱいに建物を建てると、どうしても庭を諦めざるを得なかった。それならば、室内空間は子どもも思い切り遊べるように、できるだけ広く、明るく、開放的にしたかったんです。」2階リビングという斬新な選択にたどり着いた理由を、ご夫妻はこう語ります。その希望をかなえたのは、階段周りをガラス張りにしたご主人の画期的なアイディア。どこにいても隅々まで見渡せるだけでなく、明るい太陽光がガラスを通り抜け、窓を開ければ爽やかな風が縦横に走り抜けます。南北の大きな窓はもちろん、東側の三角窓には雲が流れる様や美しい星空が映し出され、外さながらの開放感が味わえるのです。
さらに、これからハイハイをするようになるお子さんに配慮し、床は無垢材を採用。以前、ご夫妻が新築アパートに住んでいた際は、新築独特の臭いを感じ、アトピーや原因不明の皮膚の痒みに悩まされましたが、ここに越してからはそうした症状はまったくなく、子どもだけでなく大人も、毎日木の香りに癒されているそう。自然のやさしさとご夫妻の愛情に包まれて、お子さんの健やかな笑顔も、いっそう輝きを増しそうです。