風が吹き抜け、光を操る
家族を、人をやさしく包む長寿の家

大自然の中に凛として建つTさん邸は、木がふんだんに見え、木の香りに包まれる、無垢材の家。おばあちゃん、ご夫婦、長男ご夫婦、長女、次男の大人7人が気兼ねなく仲良く暮らせるのは、自然素材が持つ癒しの効果があるのかもしれません。

ご長男の結婚を機に新築を計画したTさんご一家は、中学生からおばあちゃんまで3世代7人が暮らす大家族。足が少し不自由なおばあちゃんのために、動線がよくバリアフリーであること、また、家族みんなが一緒に集まれるリビングがあることなどが希望条件でした。
空間工房森田の家は、木がふんだんに見え、無垢材の香りに包まれるのが魅力。しかも、軒の出を深くして外壁を雨風から守ったり、地域に合った材料や工法で建てたりすることが、長寿の家につながるという森田社長の考えに共感しました。
東濃檜や8寸角の通し柱など、100本以上の柱に支えられた家は、雪の多い土地柄にも十分対応でき、もちろん地震にも強い家になっています。「南面の軒の出が深ければ、夏の日射をガラス面に当てず、冬は逆に部屋にまで届く。季節によって変わる光と熱量を最適にするため、軒の深さは2m40㎝にしてあります。」おかげでウッドデッキは夏涼しく冬暖かな最高の場所になっており、男性陣が晩酌したり、女性陣がお茶を飲んだりと大活躍。「ここは道路からもよく見えるので、友人や知人もよく寄ってくれますし、気が付くと宴会になっていますね。」