住まいの提案、岐阜。 vol.13 (P46〜)掲載情報

(株)丸竹建設

木のやさしさに包まれる
ぬくもりあふれる家

施主のHさんもビルダーの丸竹建設も、ともに木を扱うプロ。木の特性や木の良さを知り尽くした両者の出会いによって、日本の木をふんだんに使った、明るく、あたたかな家が生み出されました。ささいな要望にも丁寧に応えることで築かれた信頼感が、理想の住まいを共に作り上げ、家に対するHさん一家の愛着もより深まったようです。

 Hさんの家があるのは、大垣市郊外の閑静な田園地帯。クリーム色の外壁と赤茶系の瓦をモザイク状に乗せた屋根を持つその二階建ては、どこか南欧風の雰囲気をたたえています。玄関を開けて中に入ると、目に飛び込んでくるのは桧のやわらかな色。床、壁、柱、階段などにふんだんに使われている桧がなんともあたたかく、心がほっと和み、緩んでいくのがわかります。初めて訪れてそう感じるのですから、ここに暮らしているHさん一家にとっては、この家が毎日の生活にどれほどの安らぎをもたらしてくれていることでしょうか。
 「シンプルで、素朴なおもむきの家にしたかったんです」と話すHさんが建築を依頼した丸竹建設は、国産の木を使った家づくりにこだわり、これまでも岐阜県内を中心に「自然素材を生かした住む人にとって優しい家」を数多く手掛けてきました。木のぬくもりに満ちあふれたこの家は、木を知り尽くしたビルダーが手掛けたからこそ。また、Hさんにとっては、地元の小さな建築会社であったことも信頼できる要因のひとつでした。「細かな要望をいろいろ相談しやすいだろうと思っていたら、実際にそうでしたね。建築途中に何度でも工事の様子を見せてくれたことも、安心につながりました」とHさん。工事期間中は何度も足を運び、自分の目で工程を確かめ、その都度疑問を解消し、自分が思い描いていた住まいに近づけるよう話し合いと微調整を重ねていきました。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関は上り口とシューズボックスがセパレートに。ゆとりのある空間で来客があってもすっきり。

1階のリビングとダイニングキッチン。ふんだんに使われた桧に包まれているかのようで心が落ち着く。バス・トイレ・階段に続く廊下の仕切り上部を空け、階段を吹き抜けにすることで、それぞれに機能を持たせながらも一体化した広い空間を作り出している。

リビングから見たダイニングキッチン。窓の向こうに中庭が設けられている。

キッチンの幅はゆったりしているので動きやすい。収納スペースにも余裕がある。右端の扉を開けるとパントリー。

階段を上がった2階は、1階以上に木が使われている。中心にロビー的な共用空間があり、そこを三つの部屋が取り囲むように配されている。ここにもうひとつ吹き抜けを設ける案もあったが、施主とビルダーが相談して現状のようになったという。「結果的に多様な用途に使える場所ができたのでよかった」とHさんは話す。

2階奥の視界を遮る場所に設置された洗面所とトイレ。

2階にある3部屋はそれぞれ天井が高く、屋根裏部屋のようなロフトが設けられている。ロフトはリビング的に使ってもよし、収納場所にしてもよし、寝室にしてもよし。発想次第で自由にアレンジできる。

広い洗面所とバスルーム。洗面台の下には奥さんがリクエストした可動棚がある。

ビルダー情報

会社名 (株)丸竹建設
代表者名
建築業許可番号 岐阜県知事認可(般-18)第200084号
所在地 〒5031384 岐阜県養老郡養老町下笠1736-1
電話番号 0584-35-1178 FAX番号 0584-35-1882
営業時間 定休日
設立 平成9年2月18日 資本金
業務内容
取扱い工法 木造在来工法、鉄骨
価格の目安 平均的坪単価 40万円未満〜70万円未満
アフター保証 地盤保証、白あり保証、瑕疵保証
取扱いエリア
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://www.marutake-kensetu.co.jp
▲ページの先頭へ