いつかは自分たちのお店を。
夫婦の夢がふくらむ家。

室内に入ると、そこはお店のような空間。それもそのはず。ここには、奥様の子育てがひと段落したら、「自分たちのショップをオープンしたい」という夢が詰まっているのです。大好きなインテリアや手作り雑貨を売る店？　それともゆったり寛げるカフェ？　部屋にお気に入りのモノを加えながら、どんなお店にしようかと思いを巡らせる時間をご夫妻は夢中で楽しんでいます。

　「最初はハンモック屋さんをやりたくて、家中にハンモック用のフックをたくさん付けてもらいました。でも今は、気に入ったインテリアや雑貨をセレクトしたショップやカフェもいいな、なんて思っています」そんな夢が広がるキッチン＆ダイニングは、オープンした時のことを考えて、木目調のタイルを張ったオシャレな空間。カウンターバーのようなキッチンは、食器を買う時に、ディスプレイした風景をイメージしながら選ぶ楽しさを味わえるよう、魅せる収納を選びました。大勢で集まるのも大好きで、時には友人を呼んでご飯を振る舞うことも。オープンな大空間は、家族や友人がどこにいても会話を楽しめる、アットホームな雰囲気に満ちています。
　また、この家に暮らし始めてから、ご夫妻がそれぞれの趣味を楽しむ時間が満喫できるようになったそう。「主人は土間で自転車をいじったり、家具を造ったり。私もミシンで布雑貨を作っているので、出来上がったものを2人でフリーマーケットへ売りに行くのも、楽しみの1つなんです」と奥様。室内にも、ダイニングテーブルやパーテーションなど、ご主人お手製のインテリアがアクセントになり、大好きなモノたちに囲まれた、個性豊かな空間を描いています。そんな空間でのびのびと過ごすお子さんは、家族のライブラリーでもあるロフトがお気に入り。思い思いに我が家での時間を楽しむ、家族の笑顔が絶えない空間に、お店としてさらに賑わう風景が加わるのが、今から楽しみです。