川の景色が毎日を彩る家

家族が増えたことをきっかけに住まいづくりに着手したBさん夫妻。景色の良さから川沿いの変形土地に建設を決めたのは2007年のことでした。「秋に土地が決まって着工が翌年の春でしたからプランにひと冬かけました。要望がはっきりとしていたので提案しやすかったですね」と設計事務所の齊藤さん。夫妻の希望は外の景色が楽しめることと、リビングが解放的であること。「何でも話せたので、齊藤さんがやってくれなきゃこうは出来なかったと思います」そう笑うのは奥さん。強いて住まいづくりの後悔を挙げるなら、傷がつくことを懸念して無垢の床材に塗装を希望したことなのだとか。「齊藤さんは最後まで塗らない方がいいと言ってくれていたんです。それを聞き入れなかったことは反省していますが、この家には大満足です」。新築から5年が過ぎ、子どもたちも大きくなった今、魅力が色あせることない空間にその満足度はさらに深まっているようです。