庭を愛でて暮らす家

歳を重ねても住みやすい
暮らしの質を変える ラグジュアリーモダンスタイル


敷地の開口の広さを活かした門構えが特徴的なM邸の新築のテーマは「老後の暮らしへの配慮」。リタイアメント後は家で過ごす時間が長くなるからこそ、住空間の質は人生を左右する重大な要素だ。

プランにあたり熟考されたのは「庭」との関わり方。隣家に接した敷地の東角に庭を広くとり、その庭を囲むように和室やリビングを配置して季節ごとの楽しみを室内に取り入れた。ラグジュアリーモダンの室内に庭木の緑がこぼれる。
やわらかな曲面の壁で誘われる回廊のようなギャラリーは離れを思わせる和室へのアプローチだ。ゆったりと横方向への広がりを感じる１階とは逆に、高さのある階段ホールが特徴的な2階は、踊り場から左右に分かれて各部屋へつながる遊びのある空間となっている。

1階にトイレや浴室に直結した個室を用意し、やがてはワンフロアで暮らすことも可能なゆとりある設計。自然素材と庭の緑が悠々自適な日々の背景となる上質な終の棲家に仕上がった。